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寝室のエアコン設定で半数以上の夫婦が揉めていた! 〜ダイキン調査

 ダイキン工業は、「夏の寝室でのエアコンの使い方」について、20代~70代の同じ寝室に眠る夫婦150組300名を対象にその実態を調査した。

 今回の調査結果から、寝室でのエアコン運転の主導権は、パートナーにあると答える人が61%だった。さらに、主導権が自分にあると答えた人でも「温度設定などで、パートナーの好みを考慮している」と答えた人は81.2%となった。

エアコン設定の主導権はパートナーにあるという回答は61%
温度設定などについて、パートナーの好みを考慮している人は81.2%

 その一方で、温度設定などをめぐり、揉めたり喧嘩になった経験があると答える夫婦は、全体で55%にも達したとする。

パートナーと揉めたり喧嘩する頻度

 揉めたり喧嘩したりする理由については、温度設定のほか、エアコンをつけっぱなしにするか、タイマーを使用するか、タイマー設定の時間などで揉めるという回答が見られた。

温度28℃以上、湿度50〜60%以下が夏の快眠に最適な設定

 ダイキンでは、快眠のためには、温度だけでなく湿度の調節も重要だとする。一晩中エアコンを使う人と、つけっぱなしにしたくない人、それぞれにお薦めの設定があるとする。

 一晩中エアコンを使う人には、温度設定を28℃以上とし、除湿運転で湿度設定を50〜60%以下にすることをお薦めする。

 湿度を下げることで体温を冷やしすぎずに体感温度だけが下がり、入眠直後の汗をしっかりと乾かせるため、眠りやすい環境になるという。

一晩中エアコンを使う人にお薦めの設定

 エアコンをつけっぱなしにしたくない人には、就寝前に部屋を27℃まで冷やしておき、「切タイマー」を3時間に設定することをお薦めする。

エアコンをつけっぱなしにしたくない人にお薦めの設定

 なお、同社によれば、良い眠りだったと感じるかどうかは、朝起きたときの快適感にも影響を受けるという。そのため起床直後に、就寝中にかいた汗で体がベタつき、不快に感じる場合は、起床時間に合わせてエアコンの「入りタイマー」をセットしておくとよい。