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シャープのロボホン、外国人観光客向けにレンタルを開始。「ロボてなし」も搭載
2017年3月22日 13:31
京浜急行電鉄やシャープなどの4社は、日本初の多言語観光ガイドを行なうコミュニケーションロボットレンタルサービスを、4月25日から、訪日外国人観光客向けに開始する。
レンタルされるのは、シャープが開発したロボット電話「RoBoHoN(ロボホン)」。ビジョンが運営する「グローバルWi-Fi」の羽田空港店カウンターでレンタル可能になる。料金は24時間で1,500円、48時間で3,000円、72時間で4,000円、以降12時間ごとに500円(いずれも税抜)。なお、Wi-Fiルーターレンタル料金は別途掛かる。
レンタルされるロボホンは、新たに英語と中国語に対応。写真撮影やプロジェクター、写真・動画表示、ダンスや歌なども、英語もしくは中国語にも対応。さらに、位置情報に合わせておすすめのスポットを紹介する、フューブライトが開発したアプリ「ロボてなし」も搭載する。
発表会では、ロボホンの開発を主導している、シャープ IoT通信事業本部 コミュニケーションロボット事業部 商品企画部 課長の景井美帆氏が登壇。
盛り上がりを見せる観光業界において、ロボットも様々な施設で使われはじめているとしつつ、既存のロボットは不特定多数の人に対応するためのロボットだとする。
「一方のロボホンは、お客様一人一人に寄り添っていくロボットです。そんなロボホンならではの観光サービスが提供できるのではないかと考えています。またロボホンに会いたいな、また日本に来たいなと思ってもらえればうれしいです」