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象印、南部鉄器の内釜「極め羽釜」を5年ぶりに改良した炊飯器
2016年7月29日 13:39
象印マホービンは、5.5合炊きの最高級モデル、圧力IH炊飯ジャー「極め炊き 南部鉄器 極め羽釜 NW-AS10型」を8月21日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、14万円前後(税抜)。
南部鉄器の内釜と、最大1,450Wの大火力や最大1.5気圧の高圧力で、お米の甘み成分をアップさせる圧力IH炊飯ジャー。
羽釜の内釜については、同社が2011年に南部鉄器の「極め羽釜」を搭載してから5年ぶり(羽釜形状を初採用してからは6年ぶり)に形状を改良。羽釜の羽を大きく伸ばし、釜底に角度をつけたことで、一段とふっくらした甘み豊かなご飯が炊けるという。
内釜の改良と合わせて、平均電力1,250W、最大火力1,450Wの強い火力を加え、釜の中に激しい対流を起こすことで、お米の芯まで熱と水を浸透させるという。これによりお米の中から、でんぷん粒が引き出される。
強い火力をかけ続けることで、引き出されたでんぷん粒は、甘み成分に変化して水中に溶け出していく。この甘み成分がお米の一粒一粒にコーティングされていく。
さらに1.5気圧の圧力をかけることで、コーティングされていた甘み成分が、お米の中に染み込んでいくという。
他にも様々な炊飯/保温機能を搭載。どんな銘柄のお米でも好みの味に進化する、121通りの「わが家炊き」メニュー。しゃっきりからもちもちまで、好みの食感に炊き上げる「7通りの炊き分け圧力」。40時間おいしく保温できる「極め保温」。約15分で炊き上げる「白米特急」メニュー。お米の栄養素を引き出す「熟成炊き(白米・玄米)」メニューなどが搭載される。
また炊飯機能のほかにも、ふたが自動で閉まる「スマートクローズ」機能を新たに搭載。ふたの側面に配置されたクローズボタンを軽く押すだけで、自動でふたが閉まる。
ごはんをよそう時など、手がふさがっていても、簡単にふたが閉められるとする。
本体サイズは305×400×245mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは11.5kg。炊飯時消費電力は1,450W。炊飯1回あたりの消費電力量は151Whで、保温1時間あたりの消費電力量は17.1Wh。本体カラーはプライムブラックの1色。