Honeywell、手入れが簡単な静音仕様のサーキュレーター

 シー・シー・ピーは、Honeywell(ハネウェル)ブランドから、手入れの簡単さと静音性を向上したサーキュレーター2製品を、4月1日に発売する。希望小売価格は、上下90度、左右80度に首が振れる「HFT-2114」が7,350円、上下90度のみ動く「HT-2800」が6,300円。

HFT-2114 ホワイトHFT-2114 ブラック

HFT-2114は上下90度、左右に80度動かすことができる

 

「HT-2800」ホワイト。HT-2800は上下90度のみ動く

HT-2800 ブラック

  扇風機よりもパワフルで直進する風を送り出すことで、室内の温度のムラを解消し、冷暖房効率を向上するサーキュレーター。同社では、夏の冷房コストを20%、冬の暖房コストを約25%節約できるとしている。また、冷暖房の効き過ぎによる体調不良も有効だという。

 しかし、従来モデルのユーザーからは、羽根に付いたホコリが手入れしにくかったり、運転音が大きいといった声があったという。そこで今回の新モデルでは、手入れがしやすく、運転音を抑える構造とした。

 まず手入れの面では、本体の前面ガードを取り外しできる仕様へと改良。ガードのとめ具も、一般的なネジ式ではなくクリップ式へと変更している。これにより、気軽に羽根を手入れして清潔に使用できるようになった。また運転音は、弱運転時で従来の50dBから42dBへと、約15%の静音化を行なった。同社では夜でも音を気にせずに使用できるとしている。

 HFT-2114の本体サイズは285×165×320mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2.05kg。HT-2800は 277×157×282mm(同)で、重量は1.5kg。風量は弱/中/強の3段階で、適用畳数は4.5~6畳(両タイプとも共通)。本体カラーはいずれもブラック・ホワイトの2色が用意される。

 なお、Honeywellはアメリカのブランドだが、両機種とも日本限定の製品となる。

前面ガード部が簡単に取り外せるようになった

これまで手入れがしにくかった羽根の掃除も簡単にできる

ガードは取り外しやすいよう、ネジ式ではなくクリップ式となっている


(本誌:正藤 慶一)

2009年3月25日  21:43