カデーニャ

暗いところの作業に便利! 指が直接光る「LED付きフィンガーグローブ」

 皆さん、映画『E.T.』をご存知でしょうか。1982年公開のSF映画ですが、地球外生命体であるE.T.と主人公が指と指を合わせて光るシーンが記憶に強く残っています(名作ですので、未見の人や気になる人はぜひDVDなどでご覧ください)。

 そんな「指が光る! すげえっ!!」という小学生時代の思いを現代に蘇らせた(かのように思わせた)のが、上海問屋の「LED付 フィンガーグローブ(右手用)」(799円。電池CR2032は別売)です。右手用とある通り、右手の親指と人差し指を通します。ちょうど第二関節の下のあたりでLEDが光る感じです。

「LED付 フィンガーグローブ(右手用)」。第二関節の下あたりにライトが位置する

 元々自作PCなどのケース内作業、つまり光が届きにくい箇所での作業を想定したもの。確かに筆者も暗い箇所で配線などをする時、基板をまさぐった末に心の目を信じて「えいやッ」と配線をポートに差し込んだ覚えもあります。

 もしかしたら耳掃除にもいいかもと思い、妻に装着させて見ました。結論から言うと微妙です。第二関節の下あたりに照明が位置するので耳の穴の奥底をピンポイントに照らすのは難しいとのこと。

 ただ、子供がおままごとで使う細かいパーツも、照らしながら探したり、確認できるので、PC以外にも便利に使える可能性もあります。ピンポイントで照らすより、ある程度(PCのケース程度)の面積を明るくするのに使う分には役に立つでしょう。

子供のおもちゃ。細かいパーツがたくさんある
部屋を暗くして照らしてみたところ

 このフィンガーグローブは作業する右手の先をライトで照らせるのがとても便利。細かい作業をする際に指という大事な“装置”を占有せずに使えるのは、さりげなくもメリットのあるポイントですね。

この記事は、2017年10月30日に「カデーニャ」で公開され、家電Watchへ移管されたものです。

Peace 太刀魚

年間200日以上を釣りに費やす、太刀魚をこよなく愛すガジェットライター。モットーは「釣果よりも大事なことを忘れない」。