【インテリアライフスタイル展2009】
アッシュコンセプト、気持ちをストレートに伝える祝儀袋など

 アッシュコンセプトでは、様々なブランドを取り扱っており、ブースは各ブランドごとに設置していた。ここでは各ブースで目立っていた製品を紹介する。

こち、感謝の気持ちをストレートに伝える新スタイルの祝儀袋

 誰もが一度は手にしたことのある祝儀袋。日本古来の伝統に乗っ取って、水引の方向は上、あれ、名前はどこに書くべきなんだっけ。など誰もが一度は迷ったことがあるのではないだろうか。「こち」では祝儀袋を渡す本来の意味、「気持ち」を重視した祝儀袋を展開。製品の表面には「love」「good」「happy」など自分の気持ちをストレートに伝えられるメッセージが書かれている。

 更に今回、新製品として、年齢にまつわるお祝い用の祝儀袋を出品した。七五三用、成人式用のものとして「753」、「20」、更に還暦用の「60」と書かれたものまで展開している。

白地に赤い文字で「love」「good」「happy」など、感謝や喜びの文字が書かれている年齢にまつわるお祝い事には数字がわかりやすく表記してある

 こんな祝儀袋なら、渡す方も受け取る方も一緒に、喜びを共感できそうだ。希望小売価格は各3,000円。

+d、お花畑を作り出すピン

 +d(プラスディー)では、ブース一面にお花畑を展示していた――といっても、本物のではない。黄色と緑の小さなピンを使ってだ。お花畑を作っていたのはその名も「green pin」。通常の画鋲と比べるとずいぶん小さい本体は、一つ一つに双葉がついている愛らしいルックス。会場では、それらを一面に紙に差して展示。誰もが一度は「何コレ!」と立ち止まっていた。

 5本セットで、価格は500円。

お花畑のように一面散りばめられた緑色のピン紙一面が緑になったような光景に立ち止まる人も多かった本来は5本がセットになって販売されている


tidy、ドアに貼り付けて使うドアストッパー

tidyのドアストッパー「Door stop」。シンプルで使いやすいデザインが逆に新鮮だ

 日常的に使うモノなら、奇抜さより馴染みやすさを重視したい。

 tidy(ティディー)のドアストッパー「Door stop」は日常生活にしっかり馴染むさりげないデザインが特徴だ。本体には磁石が内蔵されているので、ステンレス製のドアならそのまま貼りつけて、使うときだけ、ストッパーをセットするというスタイル。木製のドアには、両面テープが付属する。発売予定は7月で、希望小売価格は3,800円。

 ドアのデザインや、日常の風景を邪魔しないシンプルなデザインが嬉しい製品だ。




(本誌:阿部 夏子)

2009年6月4日 00:00