特別企画
業界初、3つのIHヒーター搭載モデルから本物の土鍋を使った炊飯器まで! 「家電大賞 2018」ノミネート製品まとめ~炊飯器部門
2018年12月26日 06:15
家電 Watchと、株式会社学研プラスのアイテム情報誌「GetNavi」による、家電アワード「家電大賞」が今年も開催されている。
家電大賞は、読者投票のみで「2018年のベスト家電」を決める、年に一度の祭典。掃除機や炊飯器、衣類ケアなど全13部門、98アイテムの中から、大賞とそれぞれの部門賞を選出する。
今回はその中から、炊飯器部門のノミネート製品にフォーカス。投票に迷ったらぜひチェックしてほしい。
投票締め切り:2019年1月7日(月)23時59分
炊飯器部門
長谷園×シロカ「かまどさん電気」
伊賀焼の窯元「長谷園」と共同開発した炊飯器。長谷園が手掛ける炊飯土鍋「かまどさん」を採用しており、土鍋で炊いたごはんの美味しさを、ボタン1つで再現するという。熱源にはシーズヒーターを採用。本物の土鍋にIHは不向きなため、直火のように熱が伝わる1,300Wのシーズヒーターを採用したという。
炊飯モードは「白米/玄米/雑穀米」があり、いずれも仕上がりを「かため/ふつう/やわらか」に調整可能。炊飯容量は、白米と雑穀米が最大3合、玄米が最大2合。おかゆモードも備え、1合まで対応する。炊飯時間の目安は、白米3合で60分(浸水・蒸らし含む)。
パナソニック「スチーム&可変圧力ジャー Wおどり炊き SR-VSX108」
同社の炊飯器において、最上位モデルに位置づけられる「スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器 Wおどり炊き」シリーズの新モデル。高速対流と可変圧力で、とことん米を踊らせる「Wおどり炊き」が特長で、米を釜底からしっかりかき混ぜ、均一に熱を加えるため、一粒一粒の甘みや旨み、香りを丁寧に抽出する。
圧力センサーにより釜内の圧力をリアルタイムに検知する「鮮度センシング」を新たに搭載。炊飯中に、圧力センサーが釜内の圧力を計り、減圧スピードの違いで鮮度を検知し、米の鮮度に合わせて自動で炊き方を調整できるようになった。5.5合炊き。
東芝「真空圧力IHジャー炊飯器 RC-10ZWM」
ふっくら芯まで炊き上げる「かまど炊きのおいしさ」を追求し、圧力と真空の“合わせ炊き”を行なう真空圧力IHジャー炊飯器。ごはんの甘みや粘りといった、お米本来の旨さを引き出すという。同社の炊飯器において、フラグシップモデルに位置づけられる。
本製品は真空ポンプがパワーアップし、従来機種の0.6気圧から0.5気圧に進化。これにより、ひたし時により素早くお米に吸水できるようになった。食感の炊き分けができる「かまど名人」コースでは、炊飯時間を約30%短縮。食感おすすめ選択時で3合のお米を炊く時間は、従来は約55分だったが、新モデルでは約38分を実現している。5.5合炊き。
象印マホービン「圧力IH炊飯ジャー 炎舞炊き NW-KA10」
業界初となる3個のIHヒーターを本体底に搭載した、5.5合炊きの炊飯器。各ヒーターを独立制御する「ローテーションIH構造」を採用し、かまどの炎の「ゆらぎ」を再現。これにより、炊飯の中盤から沸騰までの工程において従来品と比べ、単位面積当たり4倍以上の大火力での炊飯を実現したとしている。ゆらぎが激しく複雑な対流を起こし、釜内のお米を大きくかき混ぜるため、米の甘みをしっかりと引き出せるという。1合なら15分で炊飯できる「白米特急」などメニューも豊富。
タイガー魔法瓶「土鍋圧力IH炊飯ジャー<炊きたて> JPH-A101」
内釜に本物の土鍋を使用した5.5合炊き炊飯器。内釜は、三重県四日市市の「萬古焼(ばんこやき)」を採用した「プレミアム本土鍋四度焼き」。仮り焼き、素焼きの後、釉薬を塗って焼き、底面にIHに反応させる発熱体を貼って焼き上げるという工程を経ることで、土鍋の持つ蓄熱性に加え、「炭化ケイ素」の熱伝導の高さを活用できるという。
また本体の底部には、遠赤効果の高い釉薬を施した「遠赤土かまど」を搭載し、IHによる発熱を土鍋全体に伝え、お米の甘さと香りを引き出すとしている。炊飯時には、大小2つの圧力ボールで圧力を可変させる「可変W圧力炊き」機能で、米の粘りを引き出しながら、ベタつきを抑えた弾力ある炊きあがりを実現。近年の健康志向に合わせ、押し麦やもち麦を、炊飯だけでなく"麦がゆ"として手軽に楽しめる「麦がゆメニュー」も搭載する。
三菱電機「本炭釜KAMADO NJ-AW109」
容量0.5合~5.5合のIH炊飯ジャー。かまど炊きの美味しさを目指し、あえて圧力機能を搭載せず、しゃっきりとした粒感のあるごはんに仕上がる点が特徴。従来品と比べて火力が約7%アップしており、また羽釜形状の内釜に熱伝導率の高い炭素材を使っているため、1粒1粒に熱を伝えるため含水率が高く、しゃっきりとした食感ながらもパサつかないという。
様々な炊飯モードを搭載し、米の銘柄に合わせて火加減を調整する「銘柄芳潤炊き」では、ゆめぴりかやコシヒカリ、新之助など全41種類の銘柄の炊き分けを可能としている。このほか玄米に特化したモードもあり、玄米だけでも美味しく炊きあがるという。