やじうまミニレビュー
ラーメン好きの旦那が感激! 持っても熱くないスープボウル
by 石井 和美(2015/1/22 07:00)
2年ほど前、真空断熱構造のステンレス製タンブラーが大ヒットした。以前、家電Watchでもご紹介したが、氷は一晩経っても溶けないほどの保冷力で、結露が発生することもなく、とても使いやすかった。今でも愛用している。
今回はそのスープボウル版だ。温・冷両方に対応しており、食べごろ温度を保つという。
メーカー名 | ドウシシャ |
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製品名 | 食べごろスープボウル 750ml DSSC-750MT |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 2,050円 |
サイズは全部で3種類ある。111×60mm(直径×高さ)の350ml、141×73mm(同)の750ml、182×86mm(同)の1.4Lで、今回選んだのは750mlタイプだ。
ステンレス製の真空二重構造となっており、重さは約250gと軽い。
チキンラーメンに便利! 持っても熱くないので食べやすい
まずは、チキンラーメンで試してみた。チキンラーメンは一般的なラーメンより全体的に量が少なめ。器もラーメン丼よりも小さくてすむので、この750mlタイプはぴったりのサイズだった。小腹がすいたときにちょうどいい。
お湯は400mlが適量だが、麺と玉子を入れるといっぱいになった。陶器製の容器にお湯をなみなみと入れると、どこを持っても熱いが、食べごろスープボウルなら全く熱くない。
旦那はいつも持ってかっこむように食べているのだが、持っても熱くないので「これは食べやすい!」と大感激。さらに冷めにくいので、とてもおいしいとのことだった。
陶器製との温度差は10℃前後
同じような形状の瀬戸物と、温度を比較してみた。スープカレーで温度を計測したところ、器に入れるときは両方とも95℃。
10分後、食べごろスープボウルは78℃、瀬戸物の容器は69℃となっていた。スープボウルなら、最後までアツアツの状態で食べられる。
750mlサイズはたっぷりスープが入るので、ダイエット中の方にもおすすめだ。野菜をたくさん入れた温かいスープを、時間をかけてゆっくり飲んで味わえるので、食べ終わった後の満足度も高くなる。
丼としても使うことができる。具をたくさん乗せたビビンパを作ってみたところ、男性でも満足できるボリュームだ。表面がツルッとしているので、洗うのも簡単だった。
冷たいそうめんやアイスにも!
冷たいものを入れても結露しないので、そうめんなどを入れるのにもピッタリだ。一束80gのそうめんがちょうど入る。氷は1時間以上経っても、溶けることはなかった。
アイスクリームなら、スープボウルを冷蔵庫等で少し冷やしておけば、冷え冷えになって固いアイスを長時間楽しめる。溶けかかったアイスが苦手な方は、ぜひ試してほしい。
素材がステンレスなので、電子レンジに直接かけられないのは少々不便に感じる。レトルトのスープやカレーを食べるとき、別途加熱してからスープボウルに移す必要があるので、洗い物が増えてしまう。
デザインはスタイリッシュで料理を選ばず、使いやすい。ただ、瀬戸物や漆器のようなあたたかさはなく、ステンレスなので見た目が寒々しい感じがする。スプーンがスープボウルにぶつかったときの金属音が苦手な方は、木製のスプーンを用意しておくとよいだろう。
そんなわけで、気になるところもあるが、気がつくと食器棚からスープボウルを選んでいる。食事の準備をして食卓に出すときも、容器が熱くならないので安心して持つことができる。うっかり落としてしまっても、割れない素材なので、小さな子供がいる家庭では安心して使える。
旦那はチキンラーメンで感激して使っており、私はスープや丼などで活用している。今のところ1つしか購入していないが、夫婦用に750ml、子供用に350mlの合計4個を揃えたいところだ。ふだん使いの食器として何かと重宝しているので、今後も活用したい。