やじうまミニレビュー
貝印「シリコーンアイスモールド スティック付き ラウンドグリーン」
貝印「シリコーンアイスモールド スティック付き ラウンドグリーン」 |
夏になると、常にストックしているのがアイス。冷凍庫には常に2~3種類のアイスが入っており、子供達はおやつの時間やお風呂上がりに食べている。小さい子がいる我が家では、サイズが小ぶりなマルチパックの棒アイスを購入することが多い。
市販のアイスはおいしいが、せっかくならお気に入りのジュースや缶詰を凍らせて食べてみたい! というわけで、貝印の「シリコーンアイスモールド スティック付き ラウンドグリーン」を購入してみることにした。
メーカー | 貝印 |
製品名 | シリコーンアイスモールド スティック付き ラウンドグリーン |
希望小売価格 | 840円 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 748円 |
シリコーンアイスモールドのラインナップは5種類ある。断面の形が違い、ラウンド、ハート、スクエア、フラワー、スターが用意されている。さらにそれぞれカラーがピンク、ブルー、グリーン、イエロー、オレンジと対応している。
今回購入したのは、断面が丸型になるラウンド型のグリーンだ。本体サイズは120×42×74mm(幅×奥行き×高さ)で、一度にアイスキャンディーが3本作れる。
使い方はジュースを注ぎ、付属のスティックを挿して凍らせるだけ。本体は自立するため、そのまま冷凍庫内に立てて、凍らせる。
自立するので、そのまま冷凍庫に立ててしまえる | 透明のフタが付属している |
一度に3本のアイスができる | スティックも3本付属 |
■定番のジュース類は、甘みが少なく、スッキリした味わい
初めに、100%果汁ジュースでアイスキャンディを作ったみた。我が家の冷凍庫では、固まるまで5時間ほどかかった。
取り出すときは注意が必要だ。しっかり流水し、本体シリコーン部分をひねるようにしてアイスとの間に空気を入れ、下から押し出すようにする。
無理にスティック部分を引っ張ろうとすると、スティックが抜けてしまったり、アイスが崩れてしまうので、スルッと取れるまで少し時間を置いたほうがうまくいくようだ。
家にたくさんあった100%ジュースで作ることにした | 容量線まで入れる |
立てて凍らせることができるので、狭い場所でもOK | 凍ったアイスは本体のまわりに水をかけて氷を少し溶かす |
できあがったアイスは、思いのほかさっぱりしていておいしい。市販の果汁系アイスは糖類が足されているため、かなり甘い印象だが、自分で作る際は糖類を一切足さないため、ベタッとした感じがない。
子供たちには甘みが足りないかな……と思いながら様子を見ていたが、意外にも好評だ。汗をかいているときは、甘くないほうが食べやすいようだ。虫歯の心配もあるので、親としてはなるべく糖分は控えたいところ。これで喜んで食べてもらえるなら嬉しい。
オレンジジュースのアイスが完成 | 子供にちょうどいいサイズ |
1本の分量は約50mlと少ないので、余ってしまったジュースなどを使って作れるのも便利だ。
■無糖コーヒー、みかんの缶詰でも挑戦
旦那から「大人用に無糖コーヒーで作ってみよう」と言われて作ってみたが、これは失敗……。自家製の水出しコーヒーでアイスキャンディーを作ったところ、なんとなく物足りない印象だ。やはりアイスは甘いほうがおいしい。
最後まで食べるのがつらかったので、牛乳を入れたコップに入れ、溶かしながら飲んだ。よく冷えた状態になり、香りのよいカフェオレになるのでとてもおいしい。大人にはこういった使い方もおすすめしたい。
無糖コーヒーアイス。全く甘くないアイスはいまいちだった…… | 牛乳に入れて溶かしながら飲むとおいしい! 某ドーナツショップの氷コーヒーに似ている |
市販のみかんがそのまま入ったアイスは我が家でも人気だが、市販の缶詰で再現してみることにした。と言っても、缶詰をシロップごといれたアイスだ。
できたアイスにはミカンがゴロゴロ。ジューシーで、子供にも非常に評判がよかった。パイナップルなど、他の缶詰でもおいしくできそうだ。
みかんの缶詰を仕様してアイスを作る | みかんを詰められるだけ入れた後、シロップを容量線まで入れる | みかんがガツンと入っていておいしい |
他にも、冷蔵庫にあったピーチアイスティー、いちご牛乳などを使ってアイスにしてみた。お気に入りのジュースは、氷らせてもやっぱりおいしい!
ピーチアイスティーを凍らせる | 凍らせると濁ってオレンジ色に。さっぱりしていて大人向き |
いちごオ・レで試す | 甘めで子供向き |
市販のマルチパックは一箱食べ終わるまで飽きてしまうこともあるが、家で作るときは3本ずつ作れるので、飽きずに色々楽しめる。
■細い口径にピッタリ! 水筒に適した細長い氷ができる
会社に行く際はスリムタイプの水筒を使っているが、我が家の製氷皿で作った氷は入らない。欠けてしまったものや、小さい氷を探して今までいれていたが、シリコーンアイスモールドで作った細長い氷ならすんなり入る。
製氷皿でこういった細長い円柱状の氷を作れるものもあるが、大きく大量にできるタイプばかりだ。凍らせるときに場所をとってしまうが、これなら隙間に立てて冷凍できる。一度に3本作れれば十分なので、大変重宝している。
愛用しているスリムタイプの水筒は口径が狭く、このように氷が引っかかってしまう | 水筒用の製氷皿としても愛用中 |
■「ダイエット中だけどアイスが食べたい! 」……そんな方にもおすすめ
市販のアイスはかなり糖分が多い。子供にはなるべく甘い物を食べさせたくないので、お風呂上がりに食べるアイスは、ジュースや果汁などを使ってこの製品で手作りするようになった。子供はアイスが大好きで、夏になると毎日食べるようになる。市販のアイスを食べさせるよりも糖分を抑えられそうだ。
また、ダイエット中でアイスを我慢している方にもおすすめしたい。自分で作れば、どの程度の糖分やカロリーを摂取したかがわかる。1つが約50mlと小さいアイスなので、食べ過ぎる心配もない。
形が色々あって、選べるのも楽しい。今回、ラウンド型を買ったが、子供たちはハートや星型が欲しいと言われてしまった。水筒に入れるにはラウンド型が便利だが、子供達用に別の形を追加購入する予定だ。なお、食器洗い乾燥機に対応しているので、手入れも楽チンだ。
夏になると食べる頻度が上がるだけに、自分で作ればアイス代が非常に安く済むのもありがたい。今年の夏は、ぜひ手作りアイスに挑戦してみてはいかがだろうか。
2012年 7月 17日 00:00
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