やじうまミニレビュー

サンワサプライ「TAP-M1」

~出張に便利な持ち運びできる電源タップ
by 片岡 義明


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


サンワサプライ「TAP-M1」

 出張先のホテルに泊まると、コンセントの差込口が足りないことがある。そのような時にあると便利なのが、手軽に持ち運べる電源タップだ。今回取り上げるサンワサプライのモバイル電源タップ「TAP-M1」は、巻き取り式のコードが付属し、スマートに持ち運べる3個口の電源タップだ。

 


メーカーサンワサプライ
製品名TAP-M1
購入場所Amazon.co.jp
購入価格683円

 

 TAP-M1の定格容量は125V・15A(合計1,500Wまで)。カラーは今回使用したブラックのほか、グレー、ホワイト、ピンクがある。

 TAP-M1の本体サイズは86×44×20.8mm(幅×奥行き×高さ)で、質量は約140g。ケーブルの長さは約25cmとかなり短めだが、コードを使わないときは、本体に巻き取ってスッキリと収納できる。電源プラグも、折り曲げて本体に収納可能だ。

 コンセントの差込口は表面に2個口、裏面に1個口がある。裏側の1個口には、大きめのACアダプターを挿しても、ほかのコンセントに干渉しないのが嬉しい。

電源コードを引き出した状態2個口の差込口裏は1個口なので大きなACアダプター用
持ちやすいように丸い溝が入っているプラグ先端の丸い穴に本体側の突起をはめて固定する

 実際に使ってみると、表側の2つの差込口の間隔は、一般的な3個口のテーブルタップに比べると狭いが、普通のプラグであれば、問題なく2つ同時に差し込めた。ただし、片方にiPad用のUSB ACアダプターのような大型のアダプターを差し込むと、もう片方の差込口に干渉してしまうので、注意したい。

ACアダプターとプラグ2個を両面に差し込んだ状態2個口の片方にはiPhone用のACアダプターを取り付け可能ケーブルが長いので、コンセントに差した状態で床に置ける

 とはいえ、携帯性には満足している。一般的な3個口タップと比べると本体のサイズにはそれほど違いはないが、TAP-M1はコードが短いぶん、軽快に持ち運べるし、かさばらないのが良い。筆者の場合、外出時にはいつもスマートフォン用のモバイルバッテリーや充電コード、デジカメ用のUSBケーブル、小型マイクなどの小物を1つのケースに入れてまとめて持ち歩いているのだが、TAP-M1はこのケースにも余裕で収まる。

一般的な3個口タップと大きさを比較してみた。本体の大きさは似たようなものだが電源コードの有無が大きい本体の薄さはどちらもあまり変わらないコンパクトサイズのため、小物入れにも余裕を持って入れられる


コードや電源プラグの出し入れは簡単だ

 

 最近ではタブレット端末を持ち運ぶ人も多くなってきたが、iPadなどはWindowsノートPCのUSB端子では充電できず、専用のUSB ACアダプターを使う必要がある。このような場合、手軽にコンセント数を増やせるTAP-M1は重宝するだろう。外出先で、ポーダブル機器を使う頻度の高い方、持ち運びやすい電源タップをお探しの方にオススメだ。





2012年 2月 21日   00:00