やじうまミニレビュー

貝印「コーンホルダー」

~手を汚さずにトウモロコシが食べられるホルダー
by 石井 和美


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


貝印「コーンホルダー」

 スーパーで見つけたらすぐに買ってしまうほど、トウモロコシが大好物だ。今の季節だと、北海道のトウモロコシが旬。甘くておいしいトウモロコシが手ごろな価格で出回っているので嬉しい。

 だが、気になるのが食べ方だ。茹でたてのトウモロコシは、豪快にかぶりついて食べるのが1番美味しいのだが、手を汚さないのが難しい。食べ終わった部分はベタベタになってしまうので、途中からは手のベタつきが気になってくる。

 そこで、トウモロコシの両端に差し込めば持ち手になるという「コーンホルダー」という製品を見つけたので、使ってみることにした。

 


メーカー貝印
製品名コーンホルダー
購入場所直販サイト
購入価格1,575円

 

 私が見つけた、貝印の「コーンホルダー」は、付属の2本の金属製ピンをトウモロコシの両端に差し込むと、持ち手として使えるアイテムだ。本体は、コーンの粒をモチーフとしており、2個で1セットで、1パッケージに4セット入っている。本体サイズは70×23×16mm(幅×長さ×高さ)だ。

 収納時には、鋭い針も安全に収納できる。2つの本体を向かい合わせ、針を互いの本体に差し込めば、針がむきだしになることはない。

針は鋭いが、持ち手はコーンの形でかわいらしい本体には針の収納部分があるお互いの針を差し込めば安全に収納できる

 使い方はとても簡単。ヤケドに注意しながら、茹で上がったトウモロコシの両端に差し込むだけ。茹でると芯もやわらかくなるので、スッと刺せる。なお、コーンホルダーを刺したまま、レンジなどで加熱はできない。

 針は太くしっかりしているので、奥まで刺せばグラグラすることはない。本体の中心部は少しくぼんでおり、滑りにくい形となっている。

北海道のトウモロコシが出回る季節! 先端部分はコーンホルダーを刺すときに邪魔だったのでカットすることにした
両側から同時に差し込む見た目もカワイイ

 実際にコーンホルダーを使って食べてみたところ、持ち手が大きく、安定感があって食べやすい。直接トウモロコシに触れずに食べられるので、手が汚れない。

 トウモロコシを輪切りにして使用することもできる。そのままだと子供には大きすぎて食べにくいのだが、このように小さく輪切りにすると、子供のおやつにちょうどいい。輪切りにしたトウモロコシにコーンホルダーを刺してあげたところ、手が小さい子供でも食べやすそうだった。

 コーンホルダーは、フォークよりもしっかり食材に刺さるので、フォークのように傾けた拍子に外れてしまうこともない。我が家の子供達は、これまでトウモロコシをフォークで食べるとよく落としてしまっていたのだが、コーンホルダーを使ってからは落とさなくなった。

直接トウモロコシを触らないので、手を汚さない小さく輪切りにして食卓に出すご家庭も多いだろうこのように刺しても食べやすい

トウモロコシの端の部分は、食べるときにコーンホルダーが口に当たることがあって少々気になることもあった

  ただし、トウモロコシの端の部分を食べる時は、コーンホルダーが口に当たることもあったので、注意したい。

 また、子供が食べる場合には、金属針がちゃんと隠れるよう、3cm以上の厚さに輪切りにしたほうが良い。食事中、親は目を離さないようにしてほしい。

 コーンホルダーがあれば、茹でたてのトウモロコシに刺して、アツアツのまま味わうことができる。トウモロコシに、バターや醤油などのたれを付けて食べるときでも、手元を汚さずに食べられるので嬉しい。これからの季節、バーベキューなどアウトドアにも重宝しそうなアイデアグッズだ。トウモロコシを手軽に、美味しく味わいたいという方に、オススメしたい。





2011年 9月 13日   00:00