やじうまミニレビュー
OXO「コーンカッター」
OXO「コーンカッター」 |
とうもろこしは、サラダに良し、料理のトッピングに良し、単品で食べても良し、栄養価も良し、と良いことづくめの食材だ。用意しておけば気楽に食べられるため、よく缶詰で買い込み、ほぼ毎食食べている。味でいうと缶詰よりも葉のついたもののほうが美味しいのだが、ゆでてかじりつくならまだしも、実を剥ぐのはとても面倒くさい。何か、専用アイテムがあるだろうと例によって検索してみたところOXO「コーンカッター」を発見した。
メーカー | OXO |
製品名 | コーンカッター |
希望小売価格 | 2,100円 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 同額 |
コーンカッターの形状はパソコンのマウスそのもので、サイドに滑り止めがあり、持ち方もほぼマウスと同じ。サイズは110×70×60mm(奥行×幅×高さ)となっている。パソコンのマウスをよく触っている人には馴染みやすい形状た。
形状はマウスそのもの。サイドにある滑り止めを軸にホールドする | 底面に刃がある |
底面先端部には刃がついており、これで実を剥ぎ取っていく。ボディを見てみると、刃の反対側に取り出し口があり、こちら側を上にしてとうもろこし上をスライドさせると……実だけが本体内に貯まっていくというわけだ。なおこの刃、先端は尖っていないのだが、サイドは鋭くなっているため、触れただけでも皮膚が切れてしまう。コーンカッターを持っているほうの手は問題ないのだが、とうもろこしを支える側の手は位置によっては危険なので、そこだけ注意してもらいたい。
生とうもころしと茹でたとうもろこしでチェックしてみた | しっかりと実の根元に刃を合わせる | 茹でたとうもろこしだと、写真のように実がバラバラにならないまま剥ぎ取られてしまった。あんまり向いていないようだ |
使ってみた感想を先に書くと「楽過ぎて困る」くらいだ。まず実の根本部分に刃を当てて、グイッと本体を進めていく。製品写真だと本体を引いているのだが、押した場合も問題なかった。いずれの場合も、最初は少し抵抗があるのだが、一度進み出すとスイスイと実が剥ぎ取っていける。安全性を考えると、手に持って作業するよりも、テーブルの上などにとうもろこしを垂直に立たせて、真下に本体を動かす方が良い。
取り出すときは、本体の取り出し口から取り出してもいいし、まとめて取り出す時なら白色のパーツ部分を外してボールへ一気に移すこともできる。
ちょっと注意したい点は、とうもろこしの表面形状はフラットでないことのほうが多いこと。3分の1くらい進めたら、また実の根元に刃を当て直すと根元から余すことなく、剥ぎ取っていける。
生とうもろこしは表面がフラットでないことが多いため、ときどき刃をセットしなおすといい | 生とうもろこしの場合だと、実がきれいにバラバラになった | あまりに楽しく、気がついたらとうもろこし2本分の実を剥ぎ取っていたので、醤油で炒めて美味しくいただくことにした |
とうもろこしの新鮮な味を手軽に楽しめる製品。お手入れも簡単なので、これから旬のとうもろこしを日々の食事に取り入れるのにオススメだ。
2009年 7月 7日 00:00
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