やじうまミニレビュー
スマホと接続して音楽を再生できるLED電球「PLAYBULB」
by すずまり(2014/11/10 07:00)
最近、いろんなものがスマホと連携できるようになっているが、なかでもMiPowの「PLAYBULB」は、便利さとユニークさから筆者のお気に入りアイテムとなっている。
「PLAYBULB」とは、スピーカーを内蔵し、スマートフォンからコントロールできるLED電球である。サイズはE27/E26型なので、一般的な家庭用の電球ソケットに差し込んで使うことができる。
メーカー名 | MiPow(マイポー) |
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製品名 | PLAYBULB original |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 7,560円 |
LED電球から音楽が聞こえる!
対応端末は、iOS 6.0以降のiPhone、iPad、iPod touchと、Android 4.3以降。Bluetooth Smartで連携し、専用アプリ「PLAYBULB」で電源のオンオフ、調光、ボリュームコントロール、果てはタイマー機能まで利用可能になる。
初期設定は非常に簡単。「PLAYBULB」をソケットにセットしたら電源を入れ、それぞれの端末のBluetooth設定上でペアリングするだけ。あとはアプリを起動して「プー」とスピーカーが反応すれば準備完了だ。これで、玄関だろうがトイレだろうが、電球が使える場所ならどこでも音楽を流すことができ、しかもリモコン操作対応になるというわけである。
優しい光と音楽で、いやし効果抜群
明るさはWarm lightで、色温度は3,365Kとのこと。かなりオレンジがかった光なので仕事には向かないが、自宅にいながら夜の飲食店にいるようなムーディーな明るさを楽しめる。明るさを調整すれば、間接照明のような演出も簡単だ。
音質については設置場所にもよるが、抑えめに流すのであればまったく気にならないはずだ。スピーカーを設置できないような場所でも、気軽に音楽を流せるメリットのほうが大きいだろう。
試しにトイレの電球と交換してみたら、いつもの殺風景なトイレが音楽につつまれた。デスクスタンドに取り付けてみたところ、蛍光灯でギラギラしていた部屋がリラクゼーションルーム風に。
優しい光とともに自分の頭より上から音楽が流れてくるわけで、特にゆったりとしたクラシック音楽やカフェ系ミュージックを選ぶと、まるでどこかの店内にいるような感覚を味わせてくれる。
白熱灯のような光だが、LEDなので熱も持ちにくく、安心して利用できるところもいい。ただ、サイズは通常の電球の3倍ほどあるので、ソケットは対応していても取り付けられない場所はありそうだ。デスクスタンドに付けたときも電球が大きく飛び出してしまい、かなり不格好になってしまった。使うならできるだけ開放的な器具がおすすめだ。
アプリには「ウェイクアップ」「ナイトモード」「エナジーセーバー」「スリープモード」も備えられており、時間指定による点灯、消灯、減光も簡単だ。「スリープモード」にしておけば音楽を流しながら読書を楽しみ、そのまま眠っても安心。なかなか寝付けないという方にもおすすめだ。朝、部屋が暗めで起きにくいという方なら、「ウェイクアップ」で点灯させれば、目覚めの助けにもなりそうだ。
音楽が流せるということは、ラジオも聴ける「PLAYBULB」。部屋の雰囲気を変えてみたい方は試してみる価値あり! のアイテムである。