やじうまミニレビュー

スマホと接続して音楽を再生できるLED電球「PLAYBULB」

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
PLAYBULB

 最近、いろんなものがスマホと連携できるようになっているが、なかでもMiPowの「PLAYBULB」は、便利さとユニークさから筆者のお気に入りアイテムとなっている。

 「PLAYBULB」とは、スピーカーを内蔵し、スマートフォンからコントロールできるLED電球である。サイズはE27/E26型なので、一般的な家庭用の電球ソケットに差し込んで使うことができる。

メーカー名MiPow(マイポー)
製品名PLAYBULB original
購入場所Amazon.co.jp
購入価格7,560円

LED電球から音楽が聞こえる!

 対応端末は、iOS 6.0以降のiPhone、iPad、iPod touchと、Android 4.3以降。Bluetooth Smartで連携し、専用アプリ「PLAYBULB」で電源のオンオフ、調光、ボリュームコントロール、果てはタイマー機能まで利用可能になる。

 初期設定は非常に簡単。「PLAYBULB」をソケットにセットしたら電源を入れ、それぞれの端末のBluetooth設定上でペアリングするだけ。あとはアプリを起動して「プー」とスピーカーが反応すれば準備完了だ。これで、玄関だろうがトイレだろうが、電球が使える場所ならどこでも音楽を流すことができ、しかもリモコン操作対応になるというわけである。

大きめのLED電球
E27/E26口金に対応
スピーカーを内蔵している

優しい光と音楽で、いやし効果抜群

 明るさはWarm lightで、色温度は3,365Kとのこと。かなりオレンジがかった光なので仕事には向かないが、自宅にいながら夜の飲食店にいるようなムーディーな明るさを楽しめる。明るさを調整すれば、間接照明のような演出も簡単だ。

 音質については設置場所にもよるが、抑えめに流すのであればまったく気にならないはずだ。スピーカーを設置できないような場所でも、気軽に音楽を流せるメリットのほうが大きいだろう。

電源オフの状態
電源オンの状態

 試しにトイレの電球と交換してみたら、いつもの殺風景なトイレが音楽につつまれた。デスクスタンドに取り付けてみたところ、蛍光灯でギラギラしていた部屋がリラクゼーションルーム風に。

 優しい光とともに自分の頭より上から音楽が流れてくるわけで、特にゆったりとしたクラシック音楽やカフェ系ミュージックを選ぶと、まるでどこかの店内にいるような感覚を味わせてくれる。

 白熱灯のような光だが、LEDなので熱も持ちにくく、安心して利用できるところもいい。ただ、サイズは通常の電球の3倍ほどあるので、ソケットは対応していても取り付けられない場所はありそうだ。デスクスタンドに付けたときも電球が大きく飛び出してしまい、かなり不格好になってしまった。使うならできるだけ開放的な器具がおすすめだ。

トイレの天井にもスピーカーがついた!
デスクスタンドにセット。ただ、大きすぎてやや怪しい雰囲気に
アプリのメイン画面
スマートフォンのアプリで明るさを変えられる

 アプリには「ウェイクアップ」「ナイトモード」「エナジーセーバー」「スリープモード」も備えられており、時間指定による点灯、消灯、減光も簡単だ。「スリープモード」にしておけば音楽を流しながら読書を楽しみ、そのまま眠っても安心。なかなか寝付けないという方にもおすすめだ。朝、部屋が暗めで起きにくいという方なら、「ウェイクアップ」で点灯させれば、目覚めの助けにもなりそうだ。

タイマー機能などは「設定」から
スリープモードの設定画面
ウェイクアップの設定画面

 音楽が流せるということは、ラジオも聴ける「PLAYBULB」。部屋の雰囲気を変えてみたい方は試してみる価値あり! のアイテムである。

すずまり

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