クローゼットのデッドスペースを有効利用できるドアフック

ライクイット「Door Hook NDH-01」

　東京では10月に入っても25℃以上の日が続いているが、さすがに朝晩は冷え込むようになった。我が家でも少しずつ衣替えを進めているが、この時期になると毎年収納スペースに悩む。ぎちぎちに詰め込んでしまっても、使いづらいし、何かうまい方法はないものか――そこで導入したのが、今回紹介するライクイットの「Door Hook NDH-01」だ。

　ドアの上下に金具を固定して、ベルトを渡し、そのベルトにフックを固定して使う。壁に穴を開けたりすることなく使えるのが嬉しい。対応するドアは高さ2,400mm、厚み40mmまでのドアで、上と下に2mm以上のすき間が必要だ。パッケージには30mmと40mmの金具が入って居るので、ドアの厚みに応じて使い分ける。

　今回は、ウォークインクローゼットのドアに設置した。設置は、至って簡単だ。設置するドアの厚みに金具を選んだら、ベルトを固定するだけ。ポイントはベルトをしっかり締めることで、ベルトがたわんでしまうとフックがうまく固定されないので気を付けたい。設置時間は約5分。

セット内容。フックが6本はまったベルトと、30mmと40mmの金具、赤いのはベルトを固定するベルトストッパーだ

ベルトストッパーはあらかじめベルトの両端に通しておく

ドアの厚みにあった金具をドアの上にかける

ベルトがたわまないように、金具で長さを調節する。余ったベルトはベルトストッパーに挟んで固定する

設置後の状態。フックの位置は自由に調節できる

　付属のフックは6本で、好きな位置に固定できる。帽子やバッグ、ストールなどついつい増えがちなアイテムを収納するのにぴったりだ。また、ドアの内側のデッドスペースに設置できるというのも良い。ウォークインクローゼットとは名ばかりの、狭いスペースも有効活用できる。

フックをベルトに固定した状態

大判のストールや帽子など、収納場所に困るアイテムを効率よく収納できる

ベルトなどもすっきり収納できる

　設置が簡単な割に、しっかりした作りで、見栄えも悪くない。特におすすめなのは、我が家のようなウォークインクローゼットを使っている人。手軽に収納スペースを増やすことができる。