やじうまミニレビュー

Joseph Joseph「カット&コレクト」

~カッティングスペースを確保し、収納もできるまな板

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
Joseph Joseph カット&コレクト

 広いカウンターキッチンに憧れている。あんな調理器具も、こんな調理器具も、すぐ使える状態で置けたらいいな! と妄想しつつも、実際は、昔からよくあるステンレスの流しと、レンジ台で奮闘している。

 食材をカットするときは、流しとレンジ台の間にまな板を置くのが定番だが、このスペースのやりくりが大変! もう少しなんとかならないか、と探してみたところ、面白い商品を見つけた。Joseph Josephの「カット&コレクト」だ。

メーカーJoseph Joseph
製品名カット&コレクト
購入場所Amazon.co.jp
購入価格1,800円

 カット&コレクトは、中にトレイが装備されており、カットした食材を中に収納できるという、立体的なまな板なのである。本体サイズは300×220×4mm(幅×奥行き×高さ)で、現在我が家で使用中のまな板よりは少々小さかった。しかし、カットした食材をトレイにそのまま落とすことができ、常に一定のカットエリアを保てる点が特徴だ。

トレイがついている(ボードが分かりやすいよう、パッケージのシールはそのままにしてある)
トレイは完全に引き抜ける
裏側の様子

 そのままトレイを外せば、カット済みの食材を、直接触れずに鍋やフライパンに入れたり、野菜くずをゴミ箱に捨てることができるので便利だ。まな板の上から直接流し混もうとして、あらぬ方向から食材が落下……といったミスも防げる。また、自立するので、使い終わったあとは、包丁を中に入れて立てておいてもいいだろう。

台所に置いてみた
カットする先から、食材をトレイに落とし込めば、溜まって転がり落ちることもない
肉と野菜のスペースも別々に確保できる
トレイを外せば、カットした食材を運んで、直接投入できる
使い終わった包丁を入れてもOK
立てて保管できる

 ちなみにまな板を選ぶ際には、包丁の当たり方というのもポイントになるだろう。カット&コレクトは、ほんの少し固さは感じるものの、嫌な跳ね返り方はしない。ただし、まな板面の厚みは薄めで、かつトレイの分、中が空洞なので、少々物足りなさは感じるかもしれない。このあたりは慣れが解消してくれるだろう。

現在愛用中のまな板(下)と比較
「カット&コレクト」のほうが高さがある
まな板部分の厚みの比較

 なお今回カラーは「ホワイト/グレー」を選んだが、「ピンク/ホワイト」と「グリーン/ホワイト」も用意されているので、キッチンの雰囲気に合わせて選びたい。

 これからのシーズンはキャンプやバーベキューで、屋外調理する機会も増えるだろう。屋外といえば、専用の調理スペースなど、最初からないに等しい。そんなとき、スペースを立体的に活用できるカット&コレクトなら、調理しやすい。包丁やふきんを、まとめて収納しておけば、バラバラにならず、運搬時の危険も軽減できてよさそうだ。

 カット&コレクトは、スペースの狭い家庭のキッチンや、アウトドアなどのシーンにオススメしたい。

すずまり