やじうまミニレビュー
オウルテック「USB充電ポート付きスマートOAスタンドステーション」
~スマホやタブレットが立てて置けるUSB付きコンセントタップ
by 片岡 義明(2013/6/5 00:00)
スマートフォンやタブレット、ポータブルゲーム機、ポータブルオーディオなど、USB接続で充電する機器は増える一方。しかも、これらに付属するUSB-ACアダプタとなると、大きくかさばるものばかりで、コンセントタップにそれらをいくつも挿した状態は、とても“スマート”とは言い難い。
そこで役立つのが今回紹介する「USB充電付 スマートOAスタンドステーション OWL-OTA3U3-1」だ。
OWL-OTA3U3-1は、コンセントタップとUSB ACアダプタを組み合わせた製品で、スマートフォンやタブレットを立てて置けるスタンドも兼ねている。コンセントタップは床に置いておくケースが多く、充電ケーブルが短いと、端末も床に置いたまま充電することになるが、そんなときにこの製品を使ってスタンドに端末を置けば、誤って踏んでしまう危険性も少なくなりそうだ。
メーカー | オウルテック |
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製品名 | USB充電ポート付き スマートOAスタンドステーション ホワイト OWL-OTA3U3-1 |
販売価格 | オープンプライス |
価格 | 2,709円 |
サイズは実測で130×129×35(幅×奥行き×高さ)mmで、重量は約425g。幅130mmという大きさはiPhone 5の長辺やNexus 7の短辺よりもわずかに広いくらいで、全体的にコンパクトな印象だ。
また、425gという重さはコードを含めての重さで、スタンド本体はかなり軽く感じるが、10インチクラスのタブレットを置いても意外と安定する。試しにiPadとiPhone5、AndroidタブレットのNexus 7を置いてみたが、いずれもふらつかずしっかりと設置できた。端末は縦置きでも横置きでも設置可能だ。
ACコンセントには雷サージ保護機能も搭載しており、緑色のLEDでサージ保護が正しく機能しているか確認できるサージインジケータも搭載する。
スマートフォンやタブレットは、スタンドに置くと斜めの状態になるので、視認性は良い。ただ、端末を横置きにした場合は、スタンド部分によりディスプレイ下部が一部隠れてしまう点は注意だ。10インチクラスであればそれほど気にはならないが、スマートフォンではかなりの部分が隠れてしまうため、画面は見にくくなる。
ちなみにスタンドに置いた状態でスマートフォンやタブレットを操作することもできるが、厚みのあるスタンドが邪魔で、操作性は良くない。端末は置いたまま、動画やワンセグを視聴したり、Bluetoothキーボードで入力したりするといった使い方のほうが適している。
充電用USBポートは計3ポート、ACコンセントは計3口を搭載しており、合計1,500Wまで対応する。また、USB出力は3ポート合計で2.1Aで、iPadの充電も可能だ。3口あるコンセントのうち、1口はACアダプタの利用を想定して、ほかの2つとは離して配置されているのも便利だ。
今回、iPadとiPhone 5とNexus 7を同時に接続して充電してみたが、とくに問題なく充電できた。コンセント×3+USB×3がすっきりとまとめてあるので、これを使えば今までゴチャゴチャしていたコンセント周りはかなりすっきりするだろう。
実売価格は2,700~3,000円と、タップとしては少し高めだが、USB充電の端末を数多く保有する人なら、買って損はないはずだ。