やじうまミニレビュー
三ッ谷電機「iTrimmer TN-188」
~スリムでスマートな小型ノーズトリマー
by 片岡 義明(2013/2/13 00:00)
鼻毛の手入れは面倒だが、こまめに処理しないと恥ずかしい思いをしてしまう。そこで重宝するのが、鼻毛を手早く処理できるノーズトリマー(鼻毛カッター)だ。各社からさまざまなノーズトリマーが発売されているが、今回紹介する三ッ谷電機の「iTrimmer」はその中でもかなりユニーク。シンプルでスマートフォンに通じるデザインが特徴だ。
メーカー | 三ッ谷電機 |
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製品名 | iTrimmer TN-188 |
希望小売価格 | 3,150円 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 1,980円 |
姉妹品のシェーバー「iShave」も先日レビューで紹介したが、両製品はデザインも質感も実によく似ている。ただしiTrimmerのサイズは32×140×17mm(幅×奥行き×高さ)と、iShaveに比べるとかなり細長い。知らない人が見ればノーズ・トリマーだとは誰も思わないだろう。
電源には単四形アルカリ乾電池を2本使用するため、ノーズ・トリマーとして取り立てて小さいというわけではないが、凹凸が少なく、すっきりとしたシンプルな形状だ。iShaveと同様、電源に汎用電池を採用したのは正解だと思う。充電池だとしばらく使わない内に放電させてしまう恐れがあるが、汎用電池ならば使うときに乾電池を入れるだけで済むからだ。
本体表面は白または黒のパネルで、グレーの縁が周りを囲っている。iPhone 5または4を意識したとおぼしきデザインだが、iShaveと同じように、やはりサイドの縁は金属ではなく樹脂製だ。しかし見た目は金属っぽく見えるのでチープな感じはしない。キャップの開け閉めも軽快に行なえる。パネルは光沢がありツルツルした質感だが、滑りやすいわけではなくグリップ部をしっかりと握れる。
丸い刃先は自分の鼻の穴にはちょうどいいサイズで、挿し込むとぴったりと吸い付くような感じ。そのまま本体サイドのスライドスイッチを入れれば動作が開始する。
さらに刃の根本側には小さなLEDライトが付いており、スイッチと同時に点灯する。鏡を見ながら使う場合は、このライトがちょうどよく鼻の穴を照らしてくれるので便利だ。
動作させるとチリチリ、と鼻毛を切る音が聞こえてきて、きちんと切れていることが実感できる。モーター音が少しうるさいが、我慢できないほどではない。使い終わったあとに刃先を付属のブラシで掃除してみたら、切れた毛くずが出てきた。
なお、この製品は防水仕様ではないので、洗面所や風呂場で使う場合は濡らさないように注意が必要だ。また、iShaveには持ち運び用のケースが付いてきたが、iTrimmerの付属品は掃除用ブラシだけでケースは付かない。しかしシェーバーのように毛くずが大量に出るわけではないので、ケースなしでも問題ないだろう。そのままビジネスバッグに入れてもまったく違和感はなく、ケースなしで持ち運びたくなるデザインだ。いざというときのための道具として、カバンや会社のデスクの中に忍ばせておいてはいかがだろうか。