やじうまミニレビュー
ユタカメイク「クリップスタイルハンガー ピッツ CSH-W」
ベランダがない、乾燥機がない、雨の日が続く、外に下着を干したくない、排気ガス・花粉・黄砂で洗濯物が汚れる――外干しできない理由は人それぞれだ。私自身もベランダはついているものの、外出が多く突然の風雨に対応できない、乾燥機がないなどといった理由で、室内干し派のひとりだ。
室内干し歴は長いが、かねてからの悩みがある。中さめの物干しやハンガーを、カーテンレールへ引っ掛けているのだけれど、洗濯物を干している間は非常にカーテンを閉めづらい。なぜこのような厄介なことになっているかというと、どっしりとした大きな室内用物干しをあえて買っていないためだ。床にモノを極力置きたくないのだ。
そこで見つけたのが今回紹介するユタカメイクの「クリップスタイルハンガー ピッツ CSH-W」だ。こちらはどこにでも挟めることが売りのクリップ状の干し具で、土台がないため、場所を取らず、コンパクトに収納できる点も魅力だ。
メーカー | ユタカメイク |
製品名 | ユタカ クリップスタイルハンガー ピッツ CSH-W |
希望小売価格 | 680円 |
購入場所 | ハンズネット |
購入価格 | 680円 |
長さ約20cmのアームが10個ついていて、耐荷重は約1kg。脱水後の状態でいうと、普通の大きさのタオルで約150g、ハンカチで約40gの重さがあるので、あまり重たいものは干さない方がいいだろう。下着やハンカチなどの小物類を中心に使うのにはちょうど良さそうだ。
ユタカメイク「クリップスタイルハンガー ピッツ CSH-W」。製品パッケージ | アームの長さはおよそ20cm | アームは全部で10本 |
本体を固定するためのクリップは意外と強力にできていて、一度カチッと挟むとズレてくることはない。なんと特許を取得している形状のクリップだという。だから納得の安定感なのだろうか。
さて、まず試してみたのは脚痩せトレーニングマシンの棒状の部分。丸い形状のため挟みやすく、マシンの土台もしっかりしているので、確かな安定感がある。フィット感も抜群だ。常にマシンを使うわけではないので、使っていないときには積極的に利用したいと思う。部屋の隅に設置しているので、歩き回っても邪魔にならないからちょうどいい。
トレーニングマシンに挟んでみた | タオルだけだと重くなりすぎてしまうので、ハンカチも混ぜて干す | 堂々の安定っぷりが素晴らしい |
幅が40mm以下のものであれば、基本的に何でも挟めるのが素晴らしい。リビングのドア、玄関の靴箱の扉、バスルームの扉など、使えるスポットは意外と多かった。ドアを開け放した状態だと周りに障害物もないため、洗濯物は干しやすい。そのほか、椅子の背、空いている棚など活用できるところはありそう。
どんなものにもフィットする形状のクリップ | リビングのドアにも挟んでみた | ドアを開け放した状態で使おう |
玄関の靴箱の扉でもOK | バスルームの扉にもぴったり |
クリップでドアなどを挟むことで、その表面に傷が付いてしまわないか気になるかもしれないが、クリップの内側のシリコンシートがきちんとカバーしてくれているので、安心していただきたい。特に賃貸物件に住んでいると部屋に傷を付けないように……とひどく気を使うものだが、そんな人にクリップスタイルハンガー ピッツはかなり重宝するはず。
幅が40mm以下のものを挟めるクリップ | クリップ内側のグレー部分はシリコン製で傷付けない |
1人暮らしの室内干しアイテムとしては、かなり優秀。普段はリビングのドアに挟んでいるクリップスタイルハンガー ピッツを、来客時にはさっとバスルームのドアへと移動させたりなど、即座に部屋を片付けられるのも大きな魅力である。
2012年 7月 30日 00:00
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