家電製品ミニレビュー
文字くっきり! PTA推薦の児童向けLEDデスクスタンド
by 石井 和美(2014/12/10 07:00)
子供が幼稚園くらいになると、本を読んだり、工作を始めるようになる。親としては成長を感じる嬉しい瞬間でもあるが、リビングのテーブルで細かいことを子供が始めると、手元の暗さが気になってくる。そこで、手軽に使えそうなLEDデスクライトを買うことにした。
色々なメーカーから安いLEDライトが発売しているので迷ったが、悩んだ結果、パナソニックの児童向けデスクスタンド「SQ-LD300」にした。なぜなら、明るさはもちろんだが、折りたためることや、スイッチが大きく、子供でも簡単に使えそうな操作性が気に入ったからだ。
メーカー名 | パナソニック |
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製品名 | LEDデスクスタンド SQ-LD300 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 6,490円 |
本体カラーはホワイト、ブルー、ピンクの3色で、今回購入したのはホワイト。子供が喜びそうなコロンとしたかわいらしいフォルムだ。
セード部の幅は289mmで、本体の高さ512mmだが、折りたためるので、使わないときは場所をとらない。重さは約800gで、消費電力は7W。
文字がくっきり! 子供でも安心して使えるLEDライト
LEDは昼光色で、色温度は6,200K。LEDのカバーには、独自の波長制御フィルターを採用している。黄色い光の波長を制御するため、紙の白さが際立ち、文字のコントラストがはっきりする。そのため、文字がくっきり見える。
セードと本体が直角になるようにセードを開き、卓上から36cmの高さにすると目が疲れない。手暗がりに(手元が暗く)ならないように、右利きの方は左または左斜め前方に、左利きの方は右または右斜め前方に置く。
子供の本を開いてみた。文字がくっきり見えることもそうだが、大判の本でも均一に明るく、読みやすい。挿絵などのイラストも色が鮮やかに表現されている。まぶしさを抑えた、読みやすい明るさということも特徴だ。
子供が本を読んだり、工作をするのにはちょうどいい範囲を照らしてくれる。テーブルで使うなら、これだけ明るく照らしてくれれば十分だ。
操作も簡単、小さな子供でも自分で点けたり消したりできる
スイッチは本体の下の方にあるため、小さな子供でも手が届きやすい。さらに、三角マークを軽くタッチすれば20%ずつ明るさを調整でき、タッチし続けると連続で調節できる。
我が家が学習机で使っている他社製のデスクライトは、しっかり押し込まないと反応しないので、子供が何回かガチャガチャしているときがある。この製品はそういった煩わしさがない。軽くタッチするだけで操作できるので、操作しやすいようだ。子供達もすぐに使いこなすようになった。
子供だけでなく大人も使いやすいLEDライト
本や図鑑などを見たり、工作をする程度なら十分だが、学習用デスクライトとして使うには、照らす範囲が少々狭く感じる。子供が宿題をするようになると、ノート、教科書、辞書などを並べ、広い学習机の上を目一杯使うようになるからだ。学習机に据え置きで、子供がしっかり勉強をする年齢なら、同シリーズのSQ-LD521/SQ-LC522がおすすめだ。色温度などに差はないが、照らす範囲が広くなっている。
幼稚園児などの小さなお子さんがリビングのテーブル等で使うなら、SQ-LD300のほうが使いやすい。たたんでおけるから、普段はテーブルの端に置いておいても邪魔にならず、使いたい時にサッと出すことができる。
小1の息子用に購入したが、小4の娘にも欲しいと言われてしまった。ベッドに付属している小さなテーブルは、趣味の読書用としており、そこで就寝前に図鑑などを読んでいる。SQ-LD300は、文字だけでなく、図鑑などの写真も見やすいとのことだ。
子供だけでなく、大人にもおすすめだ。ちょっとした裁縫をやるとき、仕事の資料を読みたいとき、手紙などを読みたいときなど、何かと便利だ。
LEDデスクライトは多数売っているが、SQ-LD300は安心して使える。明るさは申し分なく、日本PTA全国協議会の推薦商品に認定されていることもうなずける。
子供のために明るいLEDデスクライトを探しているという親御さんは、ぜひ候補に入れてみてはいかがだろうか。