家電製品ミニレビュー

目から光を放つ「ライトマン」

レイメイ藤井「ライトマン」

 今回は、レイメイ藤井より発売されたLEDブックライト「ライトマン」を紹介しよう。

メーカーレイメイ藤井
製品名ライトマン
希望小売価格1,365円
購入場所Amazon.co.jp
購入価格1,365円

 ライトマンは、両目から光を放ち対象物を照らすLEDライト。本体を好みに合わせて自由に曲げることもできる。男の子だったら、目から光……というだけでワクワクしてしまう。

 カラーは、ブルー、グリーン、ピンク、オレンジ、ホワイトの5色が用意されている。色によって、おちょぼ口や笑顔など口の形や表情が違っているのも面白い。本体サイズは68×12×156mm(幅×奥行き×高さ)で、本体重量は39gと薄くて軽い。電源はCR1620コイン電池×2で、電池は頭部の裏側に入れる。連続点灯時間は約8時間。

 今回は、への字口をしているピンクのライトマンを買った。への字口なのに不機嫌そうに見えないところに愛嬌がある。この製品はブックライトに分類されているが、メーカーのサイトやパッケージを見ると、テーブルライトやカードホルダー、携帯スタンドや眼鏡スタンドとしても使えるというので、早速、いろいろ試してみた。

ネジ穴が小さいので、ネジを外すには精密ドライバーが必要だ
頭部以外は、かなりグニャグニャ曲げられる

 まずはブックライトとして使ってみる。メーカーによると「ブックライトとして使用する際は、本体を本にはさみ、腕をページに引っ掛けて、上半身をお好みの角度に曲げて使います」と推奨しているので、とりあえずそのようにしてみる。

 メーカーが推奨するやり方では、105×148mm(横×縦)のA6判や103×182mm(同)の新書判の本だと、見開きのページ全体に光が行き届き、内容を把握することができる。

 だが、148×210mm(同)のA5判より大きい本では、光の届かない部分があるし、ライトマンだけだと本の閉じる力に負けひっくり返ってしまう。サイズが大きくページ数の多い本を読む時は、ライトマンの反対側を指で押さえるなど、使い方を工夫したほうが良さそうだ。

 次に、個人的に読みやすいと感じたやり方を紹介したい。それは、ライトマンには本を照らすことに集中してもらって、本は自分で持つという方法だ。これなら、デスクでも、うつ伏せになってもライトマンの性能をフルに発揮できる。

A6判の本だと見開き全体の文字を読める
ライトマンには目から光に専念してもらい、自分で本を持つ

 そのほか、カードホルダーや携帯スタンドとしても普通に使えるし、レシピ本を見ながら料理する時に、そのページを開いておくこともできる。

カードホルダーにもなる。手足の曲げ方は自由だ
レシピ本のお目当てのページを開かせておくことで、料理がスムーズに進む

 本体を自由に曲げられるので、いろいろな向きや形に変えてみて、自分なりの用途を探すのが楽しい。ブックライトはもちろん、スリッパに挟んでおき、夜中トイレに行く時の足下を照らすライトとして使うのもいいだろう。そのほかペン立てや箸置きという具合に、とにかく手足をグニャグニャ動かしながらいろいろ試してみて欲しい。

中野 信二

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