家電製品ミニレビュー
5分でヘアアレンジ! 初心者も使いやすいアイロン「モッズ・ヘア イージーカール」
2017年10月16日 07:00
ロングヘアの筆者にとって、欠かせないアイテムがヘアーアイロン。長い髪はそのままにするよりも、巻いたり、きれいなストレートにしたりする方がサマになる。しかし、巻き髪アレンジは結構難しく、髪が長いと時間も掛かる。そこで試してみたのが、「mod's hair ADVANCED Easy Curl(モッズ・ヘア アドバンス イージー・カール)」だ。
メーカー名 | mod's hair |
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製品名 | モッズ・ヘア アドバンス イージーカール |
型番 | MHI-3255(32mmタイプ) |
実売価格 | 7,659円 |
イージーカールの特徴は、クリップで毛束をはさむ一般的なアイロンとは異なり、パイプのすき間に髪を差し込んで本体を回転させる、独自の「ノークリップ構造」を採用している点。クリップがあるアイロンでは、本体を回転させる方向を間違えると毛先が折れてしまうが、ノークリップ構造では内巻き/外巻きどちらに回転させてもキレイにカールを作れるという。
また、パイプの内側/外側どちらからも発熱するため、両面から髪に熱を加えられ、長時間カールを持続可能。熱をスピーディーに伝えられるため、髪のダメージも低減できるとしている。
同社はこれまでもノークリップ構造のヘアーアイロンを展開していたが、新たに発売されたMHI-3255では、最高温度が約180℃から約210℃にアップ。温度調節も3段階から10段階になり、髪に優しい120℃から、しっかりセットできる210℃まで、髪質や状態に合わせて幅広く設定できる。
さっそく使ってみよう。パイプ上部のすき間から毛束を差し込み、くるくると巻きながら毛先方向へすべらせる。このとき、カールを始めたい部分から差し込むと、キレイに仕上がるという。普段はクリップ式を使っているため、パイプに毛束を差し込むというのが最初は慣れなかったが、一度コツをつかめば簡単にできた。
最高温度の210℃にすると、10秒程巻きつけただけでもキレイにカールが付いた。立ち上がり時間も約30秒で、時間がない朝も使いやすい。
5分でヘアアレンジ! どちらに回転してもOK
イージーカールは、くるくると巻くときがポイントで、内側/外側どちらに回転させてもキレイに仕上がる。
一般的なクリップ式のアイロンは、巻く方向を間違えると毛先が折れるので、毛束を差し込む前に巻く方向を考えておく必要がある。しかしイージーカールは、毛束を差し込んでから内巻き/外巻きにしようか考えられ、どちらに回転させても失敗しない。ちょっとの差だが、悩まなくていいので、初めて使う人でも簡単にカールが作れる。
筆者が初めてヘアーアイロンを使った高校生のときは、この“巻く方向を考える”というのが苦手で何度も失敗した。今でこそ慣れたが、ヘアーアイロンを初めて使う人にはかなりハードルが高くなるポイントなので、このデメリットを解消してくれたのは大きいだろう。
全体を巻き終えるのに掛かった時間は約5分。普段は10分掛かるのでかなりスピーディーに仕上げられた。内巻き/外巻きをミックスさせると、ナチュラルなウェーブスタイルになり、「巻きすぎ」感も防げる。ポニーテールにするときも軽く巻いておくとバランスが良くなるので、ポイント使いしたいときにも便利だ。
電源は100V-240V対応で海外でも使えるので、旅行にも持っていける。ポリエステル製のポーチが付属しており、電源をOFFにした後すぐに収納可能。
旅行の最終日などは、チェックアウトギリギリに髪を巻いて、スーツケースにヘアーアイロンをしまいたくても、パイプが熱いままということがしばしばある(余裕をもって準備すればいいのだが……)。このポーチならすぐに収納できるので、これから旅行する際は必需品になりそうだ。