家電レビュー
ロゴスの1人用BBQグリル「グリルアタッシュmini」が優秀だった!
2022年11月9日 08:05
ちょっと寒い日もありますが、日中は暖かくBBQがしやすい季節になりました。私もソロキャンプやBBQに興味津々でしたが、道具がありすぎて何から揃えていいのかわからない。そんな時に出会ったのが、ロゴスのコンパクトBBQグリル「グリルアタッシュmini」です。
焼き網の大きさが16.5×11.4cmとB6サイズよりも小さく、まさにソロ利用向けのアイテム。アタッシュケース型の本体には、焼き網や火床、フレームなど付属品をすべて収納できます。付属品をすべて入れても重さは780gで、取っ手も付いているので持ち運びも簡単です。
直販価格は3,980円とかなりの求めやすさ。このグリルアタッシュシリーズはサイズ展開が豊富で、miniのほかに「S/M/XL」とあるので使う人数や用途に合わせて選べるのもポイントです。
今回は、炭もロゴスの「エコココロゴス・ミニラウンドストーブ4」を使いました。4個入りで直販価格798円です。着火剤などを用意する必要がなく、サイズもグリルアタッシュminiにちょうど良かったので、準備がかなり簡単にできました。
組み立てカンタン。ロゴスの炭が入れやすい
組み立てはまず、本体を平坦なところに置いて口を開け、フレームを取り付けます。フレームは、まっすぐ本体に向かって入れるというより、少しフレームを回転させた方が入りやすかったです。
フレームの中に火床を入れて、火床の中にロストルを置き、ロストルの上に炭を2つ入れます。
ロゴスの炭は説明書に、グリルアタッシュにぴったり収まると書いてありましたが、ぴったりというよりはギュウギュウでした。2つ入れてちょうど良いのですが、少し力を入れて押し込むと収まりました。
着火はマッチでできると、炭の箱に書いてあったのですが、5本ほど使ってみても着火の気配がありません。説明には、20秒ほど炭に火を当てると着火と書いてあり、マッチよりも柄の長いライターの方が適していそうだったので切り替えました。
ライターの火を20秒ほど炭の穴の中に入れて、1カ所に火を当てていると着火しました。上から火で炭をなでたり、表面部分に火を当てるよりも穴の中に火を入れて20秒ほど待機、が着火しやすかったです。
他に着火剤などを用意しないでこれ1つで着火できる、というのがとても便利でした。本体のアタッシュケース部分が風よけになっているので、よほどの強風でなければ火が着きやすい印象です。
火の着き始めは火が50cm前後と高めにつくので、少し離れて様子を見たほうが良さそうです。決して上からのぞき込んではいけません!
分厚い肉もしっかり焼ける! 小さいけど実力派
着火して火がおさまったら焼き網を置いてLet's BBQタイム! 厚切りのステーキ肉とお野菜を置いて……。って、こんな小さいグリルで厚切りステーキが焼けるかしら? 火力大丈夫? と思ったけど、しっかり焼けました。
火を使っている最中は本体が熱くなりにくく工夫されているとはいえ、脚なども熱くなっていたので、火を着けてから本体を触ったり移動させたりするのはやめた方が良さそうです。
火力も問題なく、更に具材を焼いていきます。うーん、小さいのに中々良い仕事をしてくれます。炭火で焼くお肉は最高に美味しいし、お野菜もフライパンやガスで焼くのとはまた一味違う味わいです。
今回使用したロゴスの炭は火力もしっかりあり、食べるスピードと焼き上がる時間のバランスがとても良かったです。焼き網が小さいと載せている食材をあっという間に食べきってしまうのでは? と思いましたがそういったこともなく、「焼きながら食べる」というBBQの醍醐味をしっかり感じられました。
のんびりとBBQを楽しんで、1時間半ほどすると少し火力が落ちてきた様子。火の状態は、炭に開いている丸い穴から確認できるので便利でした。
この日は風が弱かったのでここまで火が持ちましたが、環境によって火の持続力は変わりそうです。
着火して2時間ほどで、食材を焼くには少し火力が弱くなってきました。その頃にはお腹いっぱい、しっかりソロBBQを満喫できました。片付ける際、炭は自然に熱が冷めるのを待ってから処理します。
ソロキャンプやBBQをやってみたいと思いつつ、どんな道具を揃えたら良いかも分からなかった私。今回、グリルアタッシュminiを使って、そのハードルが下がりました。別売の炭も扱いやすくお手軽にBBQを楽しめたので、今までよりもBBQの回数が増えそうです。
「mini/S/M/XL」とサイズ展開が豊富なグリルアタッシュシリーズですが、サイズが変わっても付属品をすべてアタッシュケース型の本体に収納できる便利さは共通。組み立ても簡単なので、手軽に楽しみたい人に自信を持っておすすめしたいと思います。