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コールマンが提案するこだわり「ソログル」キャンプ。テント“着せ替え”も可能に

コールマンが2023年の新製品を発表

ニューウェルブランズ・ジャパンのコールマン事業部は、2023年の新製品第1弾を特設サイトにて12月1日に公開した。公園でのデイキャンプや、ソログループキャンプなど、4つのシーンに合わせた製品を展開。また発表会では、テントのフライシートやポールをカスタマイズできる新サービス「Coleman+」の概要も公開された。

夏キャンプやソログルキャンプをもっと快適に

コールマンが新たに提案するのは、「ソログルキャンプ」「ホームチルキャンプ」「サマーファミリーキャンプ」「パークキャンプ」の4つのキャンプシーン。アウトドアやキャンプの楽しみ方が多様化するなかで、さまざまなシーンに合わせた製品展開により幅広いニーズに応えるという。

「ソログルキャンプ」など4つのシーンを提案

コンパクトでもやりたいことを実現できるソロ向けテント

「ソログルキャンプ」とは、ソロキャンパーが集まってグループでキャンプをすること。ソロキャンプの気軽さと、仲間達と食事などをする楽しさを兼ね備えているとされる。

コールマンがソログルキャンプにおいてターゲットとするのは、ソロやカップル、グループでキャンプを楽しむミレニアル世代。キャンプにお気に入りのギアを持って行き、ギアを中心にサイト(テントを張る場所)を構築する人が多いと担当者は話す。

サイトでお気に入りのギアを広げたり、やりたいことやこだわりを実現するためにはスペースが必要となることから、各自のスタイルに合わせて選べる多彩なコンパクトテントをラインナップする。

ソロキャンパーが集まってキャンプする「ソログルキャンプ」向けのアイテム
2人でもゆったり使える「ティピー/ST(グレージュ)」(36,850円)。写真はフライシートのみ使用
「インスタントアップドーム/240」(32,780円)は設営が簡単なワンタッチロック機構。インナーテントは240×240mm(幅×奥行き)で広々

家でも使いやすいおうちキャンプ向けソファ

自宅で過ごす時間が増えたことから、おうちキャンプが流行したコロナ禍。コールマンは「ホームチルキャンプ」として、アウトドア製品でありながら家の中でも使いやすいグレージュなどのカラーを採用した「エアカウチ」などを展開する。

キャンプ道具を日常的に使う「ホームチルキャンプ」
おうちキャンプをさらに充実させるアイテム
「エアカウチ(グレージュ)」(18,480円)は空気を入れるだけで簡単に使える。カバーは難燃素材を採用
持ち運びやすいため、もちろんキャンプにも
エアカウチ ダブル(グレージュ)」(25,850円)

ママ1人でも使いやすい簡単シェード

「パークキャンプ」は「近所の公園は行きつくしたし、児童館も飽きた」といった子育て世代のパパ・ママ向けに、リフレッシュとして大きめの公園で気軽にできるデイキャンプを提案。親1人と子供で出かけるときも持ち出しやすく、簡単に設置できるシェードやチェアをラインナップする。

大きめの公園で「パークキャンプ」
日差しや虫を防ぎながら快適に使えるアイテム
「インスタントアップ IGシェード」(15,950円)
1人でも簡単に設営できる

夏でも快適に過ごせるファミリーテント

小学生の子供がいるファミリー層は、子供の休みに合わせて夏にキャンプをすることが多い。「サマーファミリーキャンプ」は暑くても快適に過ごせるように、遮光性に優れた素材を用いたテントなどを提案する。

「サマーファミリーキャンプ」は快適さがカギ
「タフスクリーン2ルームエアー/MDX+」(既発売、89,800円)

ほしい機能を後から追加。テントをカスタマイズできる新サービス

コールマンの新たな取り組みとして、テントをカスタマイズできる新サービス「Coleman+(コールマンプラス)」も発表された。コンセプトは「愛用のキャンプギアを、自分好みのスタイルにカスタマイズできる。そして、もっとキャンプが楽しくなる。」

テントのフライシートやフレームを、従来の同梱品とは異なる素材で展開。別途購入することで、お気に入りのテントを季節や目的に合わせて買い替える必要なく、一部の追加購入だけで速乾性や遮光性、軽量化といった機能と性能を、後からアップデートできるというものだ。

テントをカスタマイズできる新サービス「Coleman+」
機能が異なるフライシートなどを展開

フライシートは、コットン生地のような風合いで、コットンよりも早く乾く「テックスファイバースキン」と、優れた遮光性でテント内を涼しくする「ダークルームスキン」の2種類を用意。このほか軽量で強度の高いアルミフレームや、通気性のいいメッシュシート(チェア用)を展開する。

通常のポリエステル製フライシート
コットン生地のような「テックスファイバースキン」
遮光性に優れた「ダークルームスキン」
写真左が標準のFRPフレーム。右が軽量のアルミフレーム
チェアのシートもメッシュ(左)にカスタマイズできる