家電レビュー

「たべっ子どうぶつカステラメーカー」が超楽しい!

おもしろ家電で有名なライソン。ちょっと面白くちょっと便利でユニークな家電を本気で開発している。私の中でライソンは持っていなくても困らないけれど、持っていると楽しく過ごせる家電というのが多いイメージだ。そんなライソンからこの夏発売されて大人気なのが「たべっ子どうぶつカステラメーカー」である。

私が子どもの頃からあるギンビスのビスケット「たべっ子どうぶつ」、そのパッケージに描かれた動物キャラクターがこの頃人気で、たくさんグッズ化されていて若者にも人気なのだそうだ。若者じゃないけど私も大好きだー! そんなたべっ子どうぶつのキャラクターとのコラボ商品「たべっ子どうぶつカステラメーカー」を使ってみた。直販サイトでの価格は送料込で5,000円。

たべっ子カステラ焼いてみよう!

カステラメーカーの箱は、ビスケットのパッケージと同系統のデザイン。カステラメーカー本体のほか、取扱説明書と簡単レシピとして3つ折りの紙1枚が同梱。

本体もたべっ子どうぶつのパッケージデザインと同じようなピンク。キャラクターのイラストや文字が無く、こうやって単色で使うと結構ド派手なドピンクでイメージが違うもんだな(笑)。パッと見るとドピンクのホットサンドメーカーのよう。

蓋を開けると取り外し可能の鉄板が上下にセットされている。下の鉄板にはキャラクター4匹が描かれていて、上の鉄板は無地。メンバーはライオンとうさぎ、猫とカバだ。4人選抜は中々悩ましかったはずだ。きっとゾウさんも最後まで接戦を繰り広げたのではないかと思われる(笑)。

たべっ子どうぶつのパッケージデザインと同じカステラメーカー
プレートにたべっ子どうぶつのキャラクターが

レシピは説明書に載っている。材料はとてもシンプル。市販のホットケーキミックスと蜂蜜など、プラスα少しの材料だけ。バターか油を入れるところをみりんにすると、屋台のベビーカステラのようにふんわりした仕上がりになると書いてある。

リッチなホットケーキぽく仕上げるよりもあの屋台の感じの方が好きなので、私はみりんで作る方が好きだった。レシピには載っていないけれど、油の代わりにマヨネーズを入れても美味しいので、お試しあーれ。

市販のホットケーキミックスと少しの材料があれば簡単に作れる

さて、このベビーカステラメーカー、ON/OFFスイッチがない。電源をコンセントに挿すとスイッチが入るシンプルな作りだ。電源ケーブルがかなり短いのでコンセントの真横で作るか延長ケーブルが必要。しっかりとプレートを温めてから作るので、生地を混ぜる時に電源を挿しておくと丁度良い。

説明書には生地を流し込んだら3分で焼けると書いてある。本当に3分でできるの!? と正直思った。そしてついでに、ホットケーキミックスには膨張剤が入っているけれど、下半分のプレートに流し込んだ生地でちゃんと上のプレートまで膨らんで、ベビーカステラになるのかもちょっぴり不安。こんなにワクワクする3分も中々ない。

一抹の不安を抱えながら、急いで生地を流し込んで素早く蓋を閉める。この素早く生地を流し込むというのが上手に焼きあげるコツらしい。生地を計量カップなどに入れて流し込みやすいようにすると作りやすい。

蓋を閉めて1分もせずに、部屋中に良い香りが漂う。あのお祭りの時に漂ってくる甘いベビーカステラ屋さんを思い出す。期待高まる!

まずは予熱。素早く流し込むイメトレ中
サッと生地を流し込む。すでに可愛い予感

3分経ってワクワクしながらカステラメーカーを開く。鉄板自体も蓋を開けるタイミングの蒸気も非常に熱いので、作るときは要注意! プレートの上はこんがりというよりも蒸しパンのような感じ。

プラスチックか木製の菜箸で取り出すのだけれど、めっちゃふわふわで柔らかくて潰してしまいそう! テフロン加工なので、上下ともにするりと取れるけれど、柔らかいので下手すると顔が潰れてシワシワフェイスになっちゃうから要注意! 優しく優しく挟んで取り上げる。ふわふわ美味しそうー!

良い香りと共にご対面。見るからにふわふわ

たった3分でできるのか!? と思ったけれど、すっごい綺麗に焼きあがってる! 3分で中まで綺麗に焼きあがるけれど、もう一声焼き色が欲しい気もする。3分半、4分と焼き比べしてみると、マイベスト焼き時間は3分半ということになった。

柔らかしっとり3分、たべっ子どうぶつしっかりベストな3分半、しっかり焼き派には4分というところだろうか。使うホットケーキミックスや材料などによってベストタイムは変わるので、3分を目安に数十秒単位でベストな焼き時間をみつけると良さそうだ。

数十秒の時間の違いで結構違いが出る

焼きたてのベビーカステラは、驚くほど美味しかった! ベビーカステラって、そういえばそんなに食べたことなかった。夏祭りの時なんかも美味しそうな香りに誘われるものの口の中の水分持っていかれる感じがするので、屋外では食指が動かなかったし、お土産でもらったベビーカステラは焼きたてじゃなかった。

ベビーカステラってこんなに美味しいのか!? こんなに可愛くて美味しいベビーカステラをエンドレスで生成できるなんて、ちょっと感動する。

ちなみに、生地を流し込むときに、つい勢い余って溢れさせてしまったりしがちなんだけど、溢れた部分が甘いカリカリになってそれはそれで美味しい。

キッチンバサミなどで動物部分を切り離してあげるとカステラも綺麗にできるので、溢れちゃうのはあまり気にしなくて良いのだけれど、手で無理やり取ろうとすると顔がシワシワになってしまってイマイチな出来になるので注意だ。

ついギリギリまで流し込みたくなって溢れちゃう
雑に手で切り離そうとすると、結構悲壮感ある表情になった(笑)

具入りベビーカステラ

そのままでもふんわりしっとり、パクパクいくらでも食べられちゃうベビーカステラ。中身入りもまた絶対美味しいはず! ということで色々試してみる。スーパーのパン売り場の近くにはたくさんのジャムなどが置いてある。

ベビーカステラ作りのコツは生地をサッと流し込むこと。なので、素早く簡単に使えそうなチューブのパンのお供を使ってみる。調味料もだけれど、ここ数年色々なものが瓶からチューブに進化している気がする。使いやすいし清潔だし結構好きだ。

チューブ入りの食パン用トッピングが便利

生地を下のプレートの半分くらいまで流して具を入れてからさらに少し生地を具に被せるように足して蓋を閉める。ここはスピード勝負だ。ゆっくりやると生地はすぐに膨らみ出すし、すぐに溢れ出す。

焼いている途中にちょっと中身が外に出て焦げてしまったりするけれど、テフロン加工なのでキッチンペーパーでサッと拭くだけでそのまま次を作れるし、プレートを取り外して軽くスポンジで洗うだけで簡単に取れる。

餡子とホイップ系は鉄板。プレーンも美味しいけれど、具入りもやっぱり想像通り美味しい。焼きたてに添え物として食べるのもいいけれど、一緒に焼くことで生地にちょっと染みた感じで馴染んで美味しい!

しょっぱい系は生地と合うかな? と思ったけれど、作ってみるとこれがめちゃくちゃ美味しくて癖になる! 焼きたてのホワホワカステラと照り焼きマヨネーズとか、何個でも食べられそうに美味しくて、甘い具よりもむしろこちらの方が私的ヒットだった。

溢れるとちょっと焦げ付く
プレートは取り外し可能で簡単きれい
中からトロッと出てくる

これが美味しいなら……。とおかず系具入りベビーカステラにもう一歩踏み込んでみた。何度も書くように、上手にベビーカステラを作るコツは「生地を素早く入れること」である。もたもた色んな具を入れてられない。じゃぁ、具材をまとめておけばいいじゃない? と、刻んだ具材をお弁当用の小さな紙のカップに入れて冷凍してみた。

今回はキャベツ、紅しょうが、うずらの卵、マヨネーズだ。これを少なめの生地を流し込んだプレートにポンと入れて生地を足し、蓋を閉めるだけ。かなり具沢山だけれどこれ位だったらバッチリ入る。ウサギ以外は(笑)。

ウサギは小顔でたくさんの具材が入らないので、具材を入れるのに向かない。具材は凍っているし少し長めに焼いたほうがいいかなと思ったらちょっと焼きすぎた(笑)。

あとは膨らんだ生地が盛大に溢れ出てしまっていたけれど、めっちゃくちゃ美味しかった! 部活帰りに寄って5個くらい一気に食べたいほど美味しい! いろんな具材で楽しめそうだ。

色んな具材をまとめて冷凍庫に。
生地・具材・生地の順番で入れて素早く蓋をする
ちょっと焼きすぎたけれど美味しいー!

食事にもデザートにも

たべっ子どうぶつベビーカステラは、可愛いし盛り付けても映える! 生地を混ぜながらカステラメーカーを温めておくと3分で焼きあがるので、朝ごはんに食べても目からも口からも元気が出る! そんな私は朝が弱いので、週末の休みの日にいつもよりのんびり朝寝坊してからのブランチに食べるのだけれど(笑)。

ベビーカステラとちょっとしたサラダとそして果物なんかワンプレートに盛り付けたら完璧だ! まるでたべっ子どうぶつテーマパークのメニューみたい! なぁんて気分で元気が出る。おやつにも良いけれど、バッチリ食事にも使えるベビーカステラ優秀!

簡単にサラダや果物と盛るだけでめっちゃ可愛いワンプレートに

付属レシピには簡単アレンジレシピとして「たべっ子カステラパフェ」「マリトッツォ風たべっ子カステラ」「ロールケーキonたべっ子カステラ」の3つが載っている。簡単に真似できそうだし可愛い。写真映えも間違いない!

生クリームが苦手なので、2種のアイスとさくらんぼのジャムの上にたべっ子カステラを乗せてみたのだけど、アイスクリームの上にたべっ子カステラを乗せただけなのにパフェみたいに可愛くなった。

みりんを入れて作ったたべっ子カステラは、どら焼きの皮のような風味で和にも合う! ということで、たべっ子カステラ入りの水羊羹を作ってみると夫に大好評だった。

アイスクリームと一緒に盛り付けるだけでパフェみたいになる
水羊羹とたべっ子カステラ。見た目も可愛い

お裾分けの名選手

このベビーカステラはレシピのせいなのか、翌日になっても固くならず冷めても美味しい! 手間をかけたお菓子作らなくても、こんなに可愛いってさすがたべっ子カステラ!

通常のベビーカステラはごろごろたくさん袋に入っているイメージで、1つだけだと物足りないけれど、たべっ子カステラなら1つでもしっかりした存在感。職場や学校でみんなでシェアして食べるもよし、友人宅への気軽な手土産のお菓子としても良し、袋に入れるだけでラッピングしたような可愛い雰囲気になる。

箱に入ってると、開けた瞬間に可愛いカステラが出てきてちょっと楽しい。小腹がすいた時にも丁度良いたべっ子カステラ。1人で食べてももちろん美味しいけれど、ついシェアしたくなる。水分が染み出たり割れたりする心配もないので、持ち運びにもピッタリのお菓子だ。

お菓子の交換やお裾分けにもぴったり

今回このたべっ子どうぶつカステラメーカーを使いながら何度「あぁ、可愛い!」と言っただろうか。家電の機能としては単純なカステラメーカーなのかもしれないけれど、可愛いだけで美味しさまでアップしたような気分になる。

何度焼いても「あぁ、可愛い」とつい口から出てきてしまうこの「たべっ子どうぶつカステラメーカー」。大人気の理由がすごく分かった気がする。1~2回使ったら飽きちゃうかなって思ってた私でも、多分10回20回は飽きないだろうなと思う。かわいいたべっ子カステラプレートブランチを楽しみたいなぁと思っているのであります。

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まないアラフォー世代。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。