走るライター南井正弘のコレはホントにスグレモノ!

寒過ぎる冬を、走るのにベストな季節に変えるランニングジャケット

実際に履いて使って走ってから書く、ライターの南井正弘が「コレはホントにスグレモノ!」と太鼓判を押すスポーツアイテムを、毎週レコメンド!

 今年の秋は例年になく暖かい日が続いたが、11月も第3週を迎え、朝晩はかなり冷え込むようになってきた。この寒さが「今日は走るのやめようか?」という気持ちにさせるかもしれない。だが、保温性に優れたランニングウェアがあれば、そんな怠けゴコロも撃退してくれる。

 今回は保温性の高さに加えて、透湿性にも優れた素材を使用し、ランニング中も快適な着心地をキープできるランニングジャケットを紹介する。

プーマ ナイトキャット ストームジャケット
メーカー名プーマ
商品名ナイトキャット ストームジャケット
購入場所プーマオンラインストア
実売価格14,040円

 冬はランニングにとってベストシーズンである。走ってさえいれば身体が温まって、快適。走るのが地獄のような、高温多湿の夏とは真逆の環境なのだ。

 そんな走るのに絶好のシーズンにも欠点がある。それは走ろうと思った時に寒すぎて心が折れてしまいかねないこと。そんなときに「コレさえ着てれば寒くない!」と思えるランニングウェアがあれば、冬や寒冷地におけるランニングを継続するためには強い味方となる。

 プーマがリリースする「ナイトキャット ストームジャケット」は、単に保温性に優れるだけでなく、防風、防水性も高く、さらにウェア内の湿気を効果的に外部に排出する透湿性にも優れている。そのため、長時間のランニングでも衣類内部が不快な状態になることを防いでくれる。

肌にあたる部分は、三角形のパターンで溝が空けられた起毛素材を採用。保温性だけでなく、透湿性能にも優れる
脇の部分は通気性の高い素材を使用し、衣類内部の快適性を追求している

 さらに、ナイトキャットというモデル名が示すように、リフレクターを随所に使用し、夜間走行時の安全性を高めてくれる。コレを着れば、東京の冬ならインナーは一枚でOK。よほどの寒がりでなければミドルレイヤーを着こむ必要はほとんどないだろう。

PUMA NIGHT CATと書かれた部分はリフレクター(再帰反射素材)を使用し、自動車やオートバイのヘッドライトを反射してランナーの存在を知らせる。その下のポケットには、大型のスマートフォンも収納可能だ

 また、ウェアを何枚も着こむ必要がないということは、腕振りもスムーズになり、今までよりも軽快なペースで走れるはずだ。

南井 正弘

フリーライター、『ランナーズパルス』編集長。1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドのプロダクト担当として10年勤務後ライターに転身。雑誌やウェブ媒体においてスポーツシューズ、スポーツアパレル、ドレスシューズに関する記事を中心に執筆している。主な著書に『スニーカースタイル』『NIKE AIR BOOK』などがある。「楽しく走る!」をモットーに、ほぼ毎日走るファンランナー。ベストタイムはフルマラソンが3時間56分09秒、ハーフマラソンが1時間38分55秒。