ぷーこの家電日記

第377回

続く在宅生活の体に日光不足が気になる

引き続き緊急事態宣言真っ只中の東京。相変わらずほぼ在宅で仕事をしている。不便なこともなく困ったこともなく、とても平和なんだけれど、なかなか体調が優れない。体内時計が狂いまくっている感じ。

季節の変わり目でちょっとアレルギーが出ているのでしんどいなぁというのもあるんだけれど、先日久しぶりに出社しながら気づいた。「私には日光が足りていない!」ということに。朝いつもより早く起きて、朝日を浴びながら自転車を漕いで、軽く息を切らしながら、気づいたというか「ですよねー」って感じだった。私、完全に日光不足!

在宅勤務は快適だ。特に朝が弱い私はギリギリまでゆっくり寝ていられるし、起きて顔を洗っただけで仕事を始められる余裕はもう手放し難い幸せ。毎食自炊もできるので、体にもお財布にも優しい。通勤時間が必要ないので、夜だって仕事が終わった後に時間がある。

それなのに体が結構だるくて、変な時間に眠くなったり、変な時間に目が覚めたり。完全に体内時計が変な感じ。週末に昼まで寝るとまた夜寝られなくなるー! と思い、ちゃんと整えようと早く起きても昼寝しちゃったり(笑)。アレルギーで体がだるいと思っていたけれど、「これ、自律神経がおかしいんじゃーん!」と思ってしまったワケです。はい。

さらに我が家は日当たりが悪い。日中だって電気を点けておかなければ薄暗い我が家は、太陽を浴びるには悪すぎる環境だ。この1年の生活の変化で、きちんと朝に太陽を浴びるという無意識の習慣が消えてしまったのである。人間の体はやっぱり太陽と共に生きていて、朝日を浴びたときに体が活動モードに切り替わって、それから14~16時間ほどで眠りに誘うホルモン、メラトニンが分泌されて眠くなるらしい。私のメラトニン完全に出すタイミング見失ってる(笑)。

さらに朝日を浴びるとセロトニンというものの分泌量が増加する。神経の安定に深く関わっているこのセロトニンは、別名「幸せホルモン」とも呼ばれているほど大切だ。幸せも見失ってる!? ヤバい! セロトニン出さなきゃ!!! ただ、セロトニンが不足しているであろう今もそこそこポジティブで楽しく、それなりに幸せを感じている私は逞しいのか鈍感なのか(笑)。

でもでも100%の元気モリモリになれていない! と、いうことで、在宅勤務の日も、いつもよりも30分から1時間程度早く起きて、朝イチでちょっと自転車でも走らせよう! と心には決めたんだ。問題は起きた瞬間に頭がしっかり回っていなくて「まぁ、いっかー」と二度寝してしまうところ。まぁ、いっかーじゃないよ! 全然良くない! 朝起きたときのあのダメな判断力はどうしたら良いんでしょうかね。

完全に朝型の夫はいつも元気! 寝るのも早いし起きるのも早いし、ちょっと食べすぎなのと、ちょっと飲みすぎなのを除けば、もうTHE 健康優良児! という感じだ。きっと幸せホルモンに包まれていることだろう(笑)。「じゃぁ一緒に朝散歩行く?」って言ってくれた時に「行く! (起きられたら)」と返事するんだけれど、朝声かけてもらっても、「うーん、まだ寝る」と答える誰かがいるらしい(私だよ私)。おかげさまでまだ朝一緒に散歩という、理想の朝活はいまだにできていない(笑)。早寝早起き、規則正しい生活をしたーい!

もう少しすると私の生活矯正が嫌でも始まる。夏になる前にリズムを整えておかなければ、日が高く昇る前の早朝に畑に行くことができず、夏野菜のお世話も雑草を抜くこともできないからだ。早起き苦手だけど、暑すぎるのもっと無理! と、夏になるまでには何とかしなきゃいけない! 明日から、いや来週から(既に及び腰)目覚ましを1時間早めて頑張って起きるー!!! と、とりあえず今週末に、朝ダラダラ二度寝を貪る幸せを味わって封印することとする。

早寝早起き、手洗い、うがい、睡眠、笑顔! ここにちょっと運動を追加して、とにかく今は元気で健康で乗り切りたい。ワクチン接種率が上がらないとまだ安心して移動はできないなと思っているので、今年中くらいは私はじっと籠りつつ、帰省などは我慢する予定!

私の両親が来年の4月に結婚50周年を迎える。金婚式だ! このタイミングで、2年分の我慢も爆発させるように豪華な旅行に連れていくんだ! それが私の目標というか楽しみだ。温泉入って美味しいもの食べて家族と共に過ごしたい! それまでお互い元気で乗り越えようねと電話で近状報告し合いながら過ごしている。

2年ぶりに会ったときに「老けたわねぇ」なんて言われてはショックが過ぎるので、アンチエイジングにも励まねば!? 美容にも健康にもやっぱり早寝早起き大事だ! ということで、振り出しに戻るわけだけど、不足している朝日を浴びていかなければいかんぞー! 子どもの頃の夏休みのラジオ体操って、そういう意味でも有効だったのかなぁ。と、理にかなった制度に今更ながら気づいて感動しているのでありました。

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まないアラフォー世代。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。