ぷーこの家電日記

第376回

自業自得で疲れが溜まったゴールデンウィーク

「わーい! ゴールデンウィークだー!」なぁんて先週思ってたのに、ゴールデンウィークが終わってしまいました。そりゃそうだ。だってウィークなんだもの。1週間なんてあっという間。緊急事態宣言中で、どこにも行けなくてつまらないかなぁと思っていたけれど、バタバタと過ぎ去ってしまって「た、足りない! 全然足りないよぉー!」という気分であります。

もともと4月の頭から結構バタバタしていて、「ゴールデンウィークに片付けよう!」といろいろ後回しにして、溜め込みすぎてたってのもあるかもしれない。「ゴールデンウィークになったらお部屋をちょっと片付けよう」とか、「家庭菜園、夏野菜の植え付けとかゴールデンウィークにするぞ」とか、「溜め込んでいた原稿を連休中に書き終えるぞ」とか「企画書をひとつじっくり時間取って書くんだ!」とかとか、通常の土日+3日しかない期間に「やりたいこと」と「やらなきゃいけないこと」を詰め込みすぎてしまった。

ひとつずつ片付けながらも、思っていたよりも時間が足りず、なんだか焦って疲れて終わってしまったような気がする。いつもの連休の如く、ただゴロゴロして過ごしたわけではないので、「何もしないで終わってしまった。自分のダメさに嫌気がさす」という感じではないのだけれど、やることを結構残したまま連休が終わってしまったショックはそこそこ大きい(笑)。もう少し日頃からコツコツと頑張って、時間調整が上手くなりたいものであります。

そんな感じであっという間に終わってしまったゴールデンウィークだったけれど、日中はバタバタ過ごしつつ、夜は先週の本連載で書いた通り、夫と2人で日本酒ウィークの居酒屋気分を満喫したりもした。11本あった日本酒は、早くも残り3本になってしまった(笑)。「せっかくの連休なのにどこにも行けないし」と、前もって美味しい食材を産直で買い揃えていたので、おつまみもバッチリである。

ちょっとばかり買いすぎたかな!? と思っていたくらいなのだけれど、そんなタイミングで友人からはサプライズ宅配便、実家からは愛情たっぷりの宅配便が送られてきたり、去年のふるさと納税の返礼品が届いたりして、贅沢すぎる嬉しい悲鳴! 生鮮食品はすぐに食べるか、調理して冷凍保存するしかないわけで、いかに全て使い切るか必死で考えながら、せっせと干物を作ったり、ピクルス漬けたり、普段作らないような調味料を仕込んだり、刻みまくって煮込みまくったり。「え!? 忙しいときに限って、何だか私めっちゃ“丁寧な生活”みたいなことしていない!?」と思いながら、毎日夜更かししつつ、平日よりよっぽど忙しくヘロヘロになりながらも充実した連休を過ごした(笑)。

連休が明けた今、「休みが欲しい」が本音だ。いやぁ、時間調整が上手くなりたいものです(笑)。お陰様で、もうしばらく買い物も行かず何も作らず、私が身を削って作ったものたちだけで食べていけそうなので、ゴールデンウィーク中の私には感謝する。

私が「ヤバいヤバいヤバい」と口に出しながら、収拾がつかずにテンパってバタバタしている中、夫はそこそこ楽しい連休を過ごせた模様。もともと家の中でじっとしているのが苦手な人なので、連休中はストレス溜まるかなぁと少し心配したけれど、夫も夫で制限のある生活の中で上手く過ごすコツをこの1年でしっかりと身につけていた。

朝から家事をこなして、近所でランニングや散歩をして体を動かし、野球を見ながらビールを飲んで休日のダラダラも満喫してみたり、夜は一緒に居酒屋ごっこ。私のバタバタなんちゃって丁寧な暮らしより、健康的で休日らしい休日だ。

そしてゴールデンウィーク中盤、でっかい荷物を用意して、e-bikeとともに「車中泊してくるー」と、ウキウキして出かけていった。私が口うるさく何度も「人と会わない! 話さない! 観光地には向かわない! ご飯も持って行く!」と念を押しちゃったけど、本人はちゃんと心得ていたようで、下調べもバッチリ、水や食べ物、複数の充電器などをしっかり準備していた。

一緒に行けなくてちょっと残念だったけれど、ソロキャンとか1人車中泊とか憧れていたようなのでむしろ同行しなくてよかったかも。いや、やっぱり羨ましい(笑)。夫が送ってくる写真を見ながら、e-bikeで思いきり走りたい欲でウズウズしているところであります。そういえば、ゴールデンウィークに夫と2人でサイクリングするときに着ようと、張り切ってお揃いTシャツまで作ってたんだったぁ! 悔しい。あぁ、もう少し時間調整が上手くなりたいものであります(本日3度目)。

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まないアラフォー世代。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。