美味しく「手抜き」クッキング

第16回

ピリ辛味が後を引く。温かいつけ汁で食べる「豚キムチそうめん」

ピリ辛のつけ汁が後を引く味わいです

つるっと喉ごしの良いそうめんは夏の定番メニューですが、実はめんつゆ以外に、いろいろなつけ汁と組み合わせても美味しいんです。

今回は、キムチを使ったピリ辛のつけ汁でいただく「豚キムチそうめん」をご紹介します。豚肉入りのつけ汁は、そうめんだけではちょっと物足りないときにも満足できるボリュームです。

基本の材料

<材料(1人分)>
・そうめん:1~2束
・めんつゆ(2倍濃縮):50ml
・水:300ml
・白菜キムチ:50g
・豚小間切れ肉:80g
・ネギ:適量

<材料の注意事項>
・3倍濃縮のめんつゆを使用する場合は、分量を大さじ2と1/4にしてください
・めんつゆと水は、豚肉を茹でやすい分量にしているため、つけ汁としては多めです
・余ったつけ汁は、水で薄めてお好みの濃さに調整し、スープにするのもおすすめです

そうめんを茹でる湯は別で用意します

湯を沸かす

大きめの鍋に湯を沸かします。水の量は、1束50gに対して500~600mlが目安です。

途中ふきこぼれる可能性があるため、大きな鍋を用意しましょう

つけ汁を作る

湯を沸かしている間に、つけ汁を作ります。鍋にめんつゆ、水を入れて中火に掛け、沸騰したら豚肉を茹でます。アクを取ったら、白菜キムチ、ネギを鍋に入れ、1~2分ほど加熱して火を止めます。

豚肉に火が通ったら、白菜キムチとネギを加えます

そうめんを茹でる

鍋の水が沸騰したら、そうめんを一度にまとめて入れ、パッケージの表示時間通りに茹でます。ときどき菜箸を使って、湯の中でそうめんを動かすと、鍋底が焦げ付いてしまう心配がありません。途中でふきこぼれそうになったら、火を弱めましょう。

ふきこぼれそうになったら、火を弱めます

そうめんを流水で洗う

茹で上がったそうめんはザルに上げて水を切り、水を貯めたボウルにザルごと入れます。水を流しながら手でもみ洗いして、麺のぬめりを取りましょう。

流水でそうめんのぬめりを取ります

つけ汁を温めてお皿に盛りつける

つけ汁が冷めていたら、再加熱して器によそいます。別の器に、水気を切ったそうめんを盛り付けて完成です。

ぬめりを取ったそうめんは、しっかりと水気を切ります

じゅん

チョコレートと漬物が好きな管理栄養士です。現在、子育てに奮闘中。体力の衰えを感じながら、子どもと公園を走り回っています。家事の効率化とシンプルライフを目指して、日々の生活を見直し中です。