美味しく「手抜き」クッキング
第17回
めんつゆで簡単! 夏の常備菜にぴったりな「オクラのお浸し」
2020年7月31日 06:00
味付けはめんつゆだけの簡単メニュー「オクラのお浸し」の作り方を、オクラの下処理方法と併せてご紹介します。夏でもさっぱりと食べられるので、冷蔵庫にあるとうれしい一品です。
初めて作るときはちょっと面倒に思えるオクラの下処理も、慣れれば手早く行なえます。下処理をすると食感や舌ざわりが良くなり、グッとおいしくなりますよ。
基本の材料
<材料(2人分)>
・オクラ:2袋(15~16本)
・塩:小さじ1/2
・めんつゆ(2倍濃縮):50ml
・水:100ml
<材料の注意事項>
・塩の量は目安で、量る必要はありません
・3倍濃縮のめんつゆを使う場合の分量は、めんつゆ30ml、水120mlです
ヘタの上部とガクを包丁で取り除く
ヘタの上部を包丁で少し切り落とし、ガクの周囲を薄く包丁で剥きます。この2つの固い部分を除くことで、食感よく仕上がります。
オクラを下茹でするときは、オクラのヘタをガクから切り落とすのはNG。タネの入っている隙間へ湯が入り込み、水っぽい仕上がりになってしまうため、ガクは切り落とさずに茹でましょう。
板ずりして産毛を取り除く
オクラをまな板の上に並べ、塩を全体に振り掛けます。両手でオクラを上下にゴロゴロと転がして、表面の産毛を取り除きます。産毛が残っていると食感に影響しますので、取り除くのがおすすめです。
熱湯でオクラを茹でる
鍋で湯を沸かし、塩を付けたままのオクラを入れます。茹で時間の目安は1分~1分半。オクラが大きい場合は2分ほど茹でます。茹でたらザルに上げ、冷水に浸して粗熱を取りましょう。
今回は、シャキッとした食感を残したいため、茹ですぎには注意します。塩を付けたまま茹でると下味がほどよく付き、なおかつ色鮮やかに仕上がります。