調理の下処理

ひな祭りやお祝い・行楽に! ちらし寿司や茶巾寿司に便利な、破れにくい「薄焼き卵」ときれいな「錦糸卵」のコツ
第83回
2019年2月22日 06:15
ひな祭りや春のお祝い・行楽には、ちらし寿司や茶巾寿司で食卓を彩る人もいるでしょう。どちらにも欠かせないのが「薄焼き卵」です。今回は、卵白と卵黄のムラがなく、破れにくい「薄焼き卵」を作るコツをご紹介します。ちょっとした手間できれいな「薄焼き卵」を作ることができますよ。また、「薄焼き卵」から「錦糸卵」を作る方法もお伝えします。鮮やかな黄色の錦糸卵は、料理を華やかにしてくれますよ。
破れにくくするために水溶き片栗粉を加える
茶巾寿司を作るとき、薄焼き卵で酢飯を包もうとすると破れてしまうこともありますね。薄焼き卵を破れにくくするためには、水溶き片栗粉を入れます。片栗粉のデンプンによってしっかりして破けにくくなるため、焼くときにも裏返しやすくなります。味付けはお好みで砂糖や塩を加えましょう。
ザルで濾して卵白の固まりを取り除く
薄焼き卵の卵白と卵黄をムラなく仕上げたいときには、卵白の固まりを切るように混ぜます。切るように混ぜることを「卵白のコシを切る」と言います。ボウルに卵を割り入れたら、菜箸でボウルの底に線を描くように左右に動かしましょう。ときどき菜箸で卵白を持ち上げ、固まりを切ります。卵白の固まりが気にならなくなったら、砂糖または塩、水溶き片栗粉の順に加えて良く混ぜます。そのあとザルで濾し、卵白の固まりを取り除けば、下準備は完了です。
熱したフライパンは、1度冷ましてから卵液を流し入れる
フライパンを中火で熱し、キッチンペーパーで油を薄く引きます。フライパンが温まったら、1度濡れ布巾にフライパンの底を付けて冷ましましょう。ジューという音がしなくなったら卵液を流し込み、フライパンを回して卵液を全面に広げてから火に掛けましょう。火加減は弱火です。約3分経つと縁まで固まってきます。菜箸で縁から剥がして裏返し、裏面を約30秒焼いたら薄焼き卵の完成です。