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【300人調査結果】子どもは何歳から留守宅へ帰宅?鍵をなくしたことは?

この春、働き始めるママや入学前の子どもをもつママには、子どもが1人で帰宅するのを心配している人も多いかもしれません。今回は、「子どもを1人で帰宅させた経験」「鍵のトラブル」についての調査結果をご紹介。心配するママをよそに子どもたちは、1人で家に帰って鍵がなくても、意外にもたくましく乗り切っている姿も分かりました。

 

働くママはパート・アルバイト含め「週5日勤務」が約6割

大手通販のフェリシモが、全国の20~50代の女性会員381名の「今どきのこどもの放課後事情」を調べたところ、雇用形態別の勤務日数は、パート・アルバイト勤務の人は「週3~4日勤務」が45%、「週休2日(土日)」が23%となりました。フルタイム勤務の人は「週休2日(土日)」が71%、「週休2日(平日含む/不定期)」が13%という結果に。また、働くママ全体で見ると約6割の人が週に5日勤務していることが分かりました。

 

意外?「子どもが誰もいない家へ帰宅」フルタイムで半数以下

「日常的に放課後、誰もいない家のかぎを開け、帰宅させることはありますか?」(有職者対象)

働くママがどのように子どもを帰宅させているのかを調べるため、「日常的に放課後、誰もいない家の鍵を開け、帰宅させることはありますか」と聞いたところ、「はい」と回答したのは、パート・アルバイト勤務の人では57%、フルタイム勤務の人では44%でした。フルタイム勤務の人よりパート・アルバイト勤務の人のほうが割合が多いという意外な結果となりました。

 

放課後「自宅直帰」の子ども、仕事スタイル別に2倍近くの差

子どもの放課後の過ごし方

次に「子どもの放課後の過ごし方」について尋ねると、パート・アルバイト勤務の人の子どもでは「自宅直帰」が66%と最も多く、次に「自宅→友人宅・公園」と「自宅→習いごと」が40%となりました。フルタイム勤務の人で最も多い回答は「自宅直帰」の36%でしたが、次に多かったのは「学童→帰宅(お迎えあり)」の28%でした。パート・アルバイト勤務の人の子どもが「自宅直帰」する割合は、フルタイム勤務の人に比べて2倍近いことが分かりました。また、前の質問で、子どもが1人で誰もいない家の鍵を開けて帰宅する割合についてパート・アルバイト勤務の人よりフルタイム勤務の人のほうが少なかったのは学童利用者が多いことが関係しているようです。

 

いつから1人で留守宅へ帰宅させた?「低学年から」が約8割

さらに「いつから子どもを1人で留守宅へ帰宅させたか」を聞くと、「小学校1年生」が44%と最も多く、次いで「2年生」と「3年生」が17%となり、低学年から留守宅へ帰宅させている人は78%に上りました。また鍵のトラブルについて「鍵をなくしたり、なくしかけた経験」を尋ねると、29%の人が「ある」と回答。3割近くの人が鍵にまつわるトラブルを経験していました。

 

鍵を忘れた!!そのとき子どもはどう対応する?

子どもの鍵にまつわるトラブルについての自由回答には、「鍵を忘れて、帰宅後ポストに友人宅にいると手紙が入ってた」、「サッカーをしてたので(鍵を)忘ても平気」という声も寄せられました。鍵を忘れて家に入れなくても、たくましく対応する子どもたちの姿が見てとれます。トラブルを予防するため「毎朝、鍵の確認をする」「鍵の置き場所を決める」という対策をしている家庭もあるようです。

 

働いてないママも準備しておきたい、子どもとの鍵の約束

2年前の冬、小学2年生だった子どもがいつもより早く下校することを忘れて買い物に出掛けてしまい、玄関前で30分も待たせてしまったことがあります。私のうっかりミスが原因でしたが、働くママでなくても万が一を考えて、カギを準備しておいたほうが良いことに気付かされたハプニングでした。ランドセルの肩ベルトに付けられ、鍵の出し入れが簡単な鍵ホルダーも市販されているので、安全な鍵の約束を子どもと一緒に考えてみるといいですね。

 

◇子どもが留守宅に一人で帰宅経験をしている割合は4割以上、かぎをなくしたり、なくしかけた経験は約3割。フェリシモが「今どきのこどもの放課後事情」調査を発表。“かぎ”の紛失ニーズに合わせた商品も新発売!(フェリシモ モノコトづくりラボ)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000585.000012759.html

 

qufour(クフール)編集部

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