e-bike日々徒然

MTBのエンデューロレースを読者と一緒にe-bikeで走ってきた!!

動画スタッフ・齋藤氏の愛車トレック「Rail 5」

2024年11月に読者とともに動画スタッフ・齋藤氏が「ENS 富士見高原」レースを走ってきました。e-MTBでも走れるMTB競技「エンデューロ」です。

「ENS」は2014年にスタート。エンデューロは、オートバイや自転車などで行なわれるクロスカントリー(オフロード)の耐久レースの一種。「エンデューロ・ナショナル・シリーズ」の頭文字を取り「ENS」と称されており、AA(プロクラス)、A(上級者)、B(中上級者)、C(初中級者)、D(初級者)というレベル別カテゴリーに加えて、年齢、女性、ファットバイク、ハードテイル、e-bikeも各々表彰されます。

【動画】「ENS 富士見高原」ダイジェスト動画

年間の獲得ポイントを競いますが、ガチ勢でなくても単発での参加も可能です。e-bike部メンバーが参加したのは2024年ラストレース。参加の2人がe-MTB大好きで、タイムよりは特別な場所を走れるならぜひ参加したい! というのが理由。ともにDクラスでエントリーしました。e-MTB参加者は増えているのかを確かめたいと、遅い紅葉を楽しむe-bike旅も兼ねて最終戦へ。2021年にライター・増谷氏がレンタルe-MTBでの参戦以来です。

Dクラスで参加した2人ですが、もちろん順位は……下位。それでも愛車で特別な場所を走れること、(日頃からガンガン走っていることもあり悔しさもありながら)楽しかったそうです。レース前日は試走をしますが、各々ランチもそこそこに走っていました。とにかく楽しそうだなーという印象。

レースはこれで青空だったらさらに最高という紅葉
試走のスタート地点で笑顔の読者ヘーキチさん
動画スタッフ・齋藤氏もウキウキで試走へ
レースじゃなければ走ってみたい。気持ち良さそう。とはいえ本人はレースモード
撮影してたらトレック「Rail 5」での参加者発見!
翌日の本番前にはツーショット撮影させていただきました。カラーまで同じ
スタート地点での撮影を終えて試走が終わるのを待ちつつ、充電用に持ってきたポータブル電源と愛車の記念撮影をしたり
試走を終えた参加者たちが戻ってきました。e-MTBですね。後方はKONAの車体のようです
スタート地点まではかなりのヒルクライム。そのためゴール地点からはペダルバイクだと戻って来るのもかなり大変な坂なのでした
ヘーキチさんが戻ってきました
齋藤氏も戻ってきました。楽しかったのかな? すごい笑顔です

e-bikeはレースに限ったことではなく、今までと違う体験ができる乗り物。それをあらためて実感しつつ、富士見高原の紅葉や宿泊先の諏訪湖での食事、帰路の寄り道などe-bike旅を楽しんだのでありました。

「レース」という言葉はハードルが高いと思います。実際にレースを走らなくても、会場まで自走したり、現地を観光したり、e-bikeがあれば旅はグッと楽しくなるはずです。

ちなみに、動画スタッフ・齋藤氏が本番前に車体トラブルがありましたが、シマノブースでの迅速な対応で事なきを得て完走しました。我々も絶好の紅葉、MTBレースならではの出展社のe-bikeを体験したり、応援する読者家族も楽しそうでしたし、いろいろなe-MTBを目にすることができて楽しめました。

応援にきたヘーキチさんの奥様は日頃からe-bikeに慣れていることもあり、会場の試乗車でテンションも急上昇。車体はFANTIC(ファンティック)の海外仕様です
ROCKY MOUNTAIN(ロッキーマウンテン)のe-MTB
こちらはINTENSE(インテンス)のe-MTB
日本仕様ではないため公道走行はできませんが、こうしたクローズコースを楽しむMTBユーザー向け
大容量バッテリー
海外仕様シマノ製ドライブユニット「EP8」
初めて海外仕様(アメリカ)のシマノ「BOOST」モードは驚くほどパワフルでした
本選スタート前。ペダルバイクMTBのみなさん
笑顔の女性
キッズもやる気満々

経験や技術が必要なレースはいきなり走るわけにはいきませんが、もしe-bikeに興味があるのでしたら、経験者たちのe-bikeによる走りやなかなか目にすることないレアなe-MTBを見られたりします。参戦しなくてもどんなコースなのかを体験できる企画もありましたので、e-MTBの魅力をじっくり体験できる機会を求めているのでしたら、ぜひご都合良い会場に足を運んでみてください。

e-bike部