e-bike日々徒然

折りたたみミニベロe-bikeの宿命!? 気になる異音を解決したい

愛車のTern(ターン)「Vektron(ヴェクトロン) S10」。2019年に発売されたe-bikeですが、現在でもよく売れているそうです

筆者の愛車はTern「ヴェクトロン S10」。ミニベロe-bikeですが、見かけによらず走りがイイ!!! とてもよく走るし取り回しもよいe-bikeです。

その人気は継続中。コンパクトなサイズという点も人気なのだと思います。折りたためるe-bikeなので、保管時は玄関などに入れられるのも実用的ですよね。

こんな感じで折りたためます。この状態でサドル部を持ち、コロコロと転がして移動できます

折りたためて便利なヴェクトロン。ただ、こういった折りたたみ機構には宿命のようなものがあります。それは折りたたみのヒンジなど可動部から異音が出たりすることです。まあ自転車の可動部はどこも異音問題が出たりしますけど、ミニベロの折りたたみ機構部はとくにその傾向が強いようです。

で、筆者のヴェクトロンからも異音が出たりします。折りたたみ機構部からミシミシという異音。走行中もそうですし、停止してサドルやハンドルに力をかけてもミシミシ音が出ます。

筆者のヴェクトロンはかなりカスタマイズしています。最終的にはこんな感じのカスタマイズ内容となっています

このミシミシ異音、グリスアップなどしたら一時は直ったんですが、しばらくするとまた異音が出るようになってしまいました。主に中央のフレーム折りたたみ部から出ます。

赤丸の部分がヴェクトロンの折りたたみ機構部。これら部分から異音が出がちです

ではまた、ということでグリスアップしましたが、今度は直らず。折りたたみ自転車・ミニベロ専門店「サイクルハウスしぶや」に持ち込んで直してもらいました。そしたらシッカリ直った♪

ですが、数カ月したらまたミシミシ音が出始めてしまいました。またもや中央のフレーム折りたたみ部からのミシミシ音です。「サイクルハウスしぶや」でグリスアップ方法を教えていただきましたので、その部分をグリスアップ……したのですが、んんん~直らず。

やだな~このミシミシ音。精神衛生上ヒッジョーによろしくない。サイクリングの楽しさがけっこうスポイルされてしまう。また「サイクルハウスしぶや」へ持ち込みかなぁ……。

そんなこともあり、2021年の春夏頃は別のe-bikeに乗っていました。そちらは折りたたみ機構とかがないのでミシミシ音が出ない。

そして夏の終わり頃、久々にヴェクトロンに乗ってみました。乗らなさ過ぎでもったいないって感じで。

すると……あれ? ミシミシ音が出ない。どう走っても出ない。あら快適!!!

えっ? でも、こういうミシミシ音って自然に出なくなるもの? なにコレ? どうして? もしかして、夏の間の気温上昇によってグリスが柔らかくなったり溶けたりして、ヒンジ部にうまいこと染み込んだ? ん~? そんなことあるのかな?

あっ、もしかしたら空気圧低めにしたから? 実は久々にヴェクトロンに乗るということで、タイヤに空気を入れました。そして何となく「ちょっとタイヤのクッション性を活かしてラクに乗ろう」と思い、いつもより空気圧を低めにして注入したのでした。

にしても、どっちだろう? 夏の気温のおかげ? それとも空気圧のおかげ? 今度また空気圧を高くして走って、検証してみたいと思います。

スタパ齋藤