e-bike日々徒然
e-bikeにぴったりなフラットペダルを探し中
2021年3月18日 10:00
人力スポーツバイクに乗っていた頃は、当然のように好みのペダルを使っていました。多くの人力スポーツバイクは「ペダルは別売」なので、これから使うペダルを買うなどして用意する必要があります。なので、必然的に好みのペダルを買うことになります。
人力スポーツバイクで好んで使っていたペダルは、シマノ「PD-A530」。片面がビンディングで片面がフラットになっているペダルです。
ちなみにビンディングというのは、シューズをペダルに固定するしくみ。シマノのペダリングダイナミクスシリーズがデファクトスタンダードで、「SPD」や「SPD SL」があります。↓こんなモノです。
こんなビンディング機構にも対応したPD-A530が、非常に快適なんです。PD-A530の筆者的使い方は、「サイクリングロード走行など交通量の少ない場所を走る時はビンディングを使用」「交通量の多い場所を走る時はフラットペダルとして(シューズを固定せず)使用」という感じ。
ビンディングは慣れれば一瞬で脱着できますが、それでも突然の飛び出しなどで急ブレーキをかけたりすると、「いつものようにビンディングを外せず足を地面に着けず転倒」てなことも。これが交通量が多い場所で起きたらタイヘーン!!! というわけです。
ともあれ、ヒッジョーに気に入って使っていたPD-A530なんですが、e-bikeにしてからは全然使わなくなってしまいました。きっかけは些細なことで、これまで購入した2台のe-bikeが「ペダル付きで販売されていた」から。e-bikeを買って最初から付いていたペダルをそのまま使っていました。
ただ、その後にe-bikeのペダルは別のものに交換しました、リッジランナーのペダルもVektronのペダルも、筆者にはちょっと小さいかな、と感じたからです。しかし、お気に入りのPD-A530にはしませんでした。というか「e-bike用ペダルを交換しよう」と思った頭の中にPD-A530が浮かばず、「じゃあコレでいいや」とショップに入ってすぐ見つけたフラットペダルにしちゃったんでした。
なぜPD-A530にしなかったかといえば、「e-bikeだとビンディングはそーんなに必要ないかも」と思ったから。e-bikeでサイクリングするとよくわかるんですが、e-bikeって寄り道したくなる乗り物です。停車からの走り出しがラクなので、サイクリング中に気になるものを見つけると度々停止して見物したくなる。「ここで風景を見よう」「この風景を写真に収めよう」「ここのお店が気になる」てな気分になりがち。「あっ風景が!!」と思ったら即停止する感じなので、ビンディングがないほうがスムーズかな、と。
人力のスポーツバイクだと、ビンディングによる安定的かつ効率的なペダリングに大きめの魅力がありますので、たぶん度々停車するとしても、「走っている時に効果があるからPD-A530を使おう」となったと思います。が、e-bikeだと「まあ面倒くさいからビンディングじゃなくていいや」となりがちな筆者なのでした。
ちなみに、新たに取り付けたペダルは↓コレ。TIOGA(タイオガ)の「SureFoot Slim (シュアーフット スリム)」です。価格は2,000円。
このペダル、雑な言い方をすれば「激安フラットペダル」なんですが、なかなか快適。ですが、最近ちょっと心配が……。
というのは、このペダルはエンジニアリングプラスチックと呼ばれる樹脂で作られていること。エンジニアリングプラスチックは強度や耐久性に優れていますが、たま~に「樹脂製のペダルが壊れた」という話を耳にします。
ペダルが壊れたら……ヤだな、っていうか、事故につながるかも!? と心配になったわけです。
そこで金属製のペダルに換えようかな、と。金属製のフラットペダルは無数にありますが、探していたら気になるフラットペダルを発見。シマノの「PD-EF202」と「PD-EF205」です。
どちらも日常使い~気軽なサイクリングあたりの使用を考えたアルミ製ペダルですが、PD-EF202のほうがよりサイクリング向きという印象があります。微妙な違いですが、小さな突起がありペダル面が肉抜きされていますので、シューズに対する食いつきがより良さそう。一方のPD-EF205は、目立つ突起がなくペダル面全体がシューズ底に当たりますので、シューズ裏面へのダメージが少なく踏んだ感じがより自然そうです。
フラットペダルはあまり出していないシマノ、というイメージがありましたが、最近はけっこう出てたんですね。PD-EF202あたりを買ってみようかなと思います。