ビジネスべんり帖
磁石のチカラで消しクズを瞬時に集められるクツワの「磁ケシ」
2018年10月30日 06:30
職業柄、手書きのラフを作成することもあり、まだまだ鉛筆を使う機会は多い。そんな書いては消してを繰り返す作業で、閉口するのが消しゴムのクズ。床に落とすわけにもいかず、気が付けば机の上は消しクズだらけ。とはいえ、今さらな状況なので気にも留めていなかったが、文具店で見つけたクツワの「磁ケシ」には思わず手が伸びた。
メーカー名 | クツワ |
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製品名 | 磁ケシ |
価格(編集部調べ) | 302円 |
磁ケシは、鉄粉入りの消しゴムで、ケース底面にネオジム磁石が付いている。名前の時点でお察しだと思うが、磁石のチカラで消しクズを集められるという消しゴムだ。
使われている鉄粉は、酸化鉄を主成分とするフェライトで、強磁性を持つらしい。そしてネオジム磁石は、実用されている磁石の中で最も磁力が強いと言われる最強磁石。
さっそく使ってみる。鉛筆で書いた文字は、思いのほかしっかり消すことができた。こういう特殊な消しゴムはあまり消えないものだと思っていたが、普通に使える。
消しクズが出たところで、お待ちかねの磁石タイム。ケース底面を消しクズに近づけると瞬時にくっつき、散らばっていた消しクズを素早く集めることができた。あの磁石にくっつく感じが気持ちよく、消しクズ集めが苦にならない。いや、むしろ楽しい!
消しクズを集められるだけでも機能としては十分だが、磁ケシはくっついたクズをワンタッチでリリースできる点も見逃せない。ケース底面の「OPEN」と書かれたツマミを押し出すと磁石が離れて、消しクズがポロッと下に落ちる。ゴミ箱の上でリリースすれば、消しクズに触ることなく捨てられる。
この磁ケシを使えば、机の上や床が消しクズだらけ、という事態を避けられる。磁石がくっつく感覚は心地良く、ヤミツキになってしまう。もう消しクズを手でパッと払うこともないだろう(多分)。