ビジネスべんり帖
オフィスの乾燥問題を解決する、コンパクト加湿器
2018年10月23日 06:30
乾燥の季節がやってきた。さっそく喉が乾いて、咳き込んでいる方も多いのでは? そう、筆者もそんな一人。乾燥にめっぽう弱く、冬季は家に2台以上の加湿器を出して、湿度対策をしている。
自宅の備えは準備してあるが、オフィス環境も整えたいと思い、ポータブル加湿器を使ってみることにした。手に入れたのはリズム時計工業のコンパクト加湿器「9YY012SR03」だ。
メーカー名 | リズム時計工業 |
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製品名 | コンパクト加湿器「9YY012SR03」 |
価格(編集部調べ) | 8,294円 |
シンプルなデザインの超音波式の卓上型コンパクト加湿器。本体の上部約半分がタンク。タンク部に水を入れ本体に取り付け、メインボタンをONにすれば、直後から霧が出てくる。
運転モードは、弱・中・強の3段階に加え、リズムモードがあり、メインボタンを押すたびにモードが切り替わる。
強で運転すると、モクモクと細かい霧が立ち上ってくる。乾燥が気になるユーザーには心強いほどの勢いだ。一方で乾燥が気にならない人には、何事か? と思われるようで、使っていると通りかかった同僚から「風邪でも引いたの?」と心配される。
強モードで使い続けると約半日ほどでタンクの水がなくなる。公称スペックではモード毎の加湿量は約20・50・100ml/時、連続加湿時間は約20・8・4時間。1日持たせたいのなら弱モードがおすすめだ。
アロマポケットにエッセンシャルオイルをたらせば、過湿しながら香りも楽しめる。筆者は、通常は使わないが、試しに使ってみた。本体底部の脇に小さなアロマポケットが配置されている。アロマポケットを取り外し、市販のレモンのエッセンシャルオイルを数滴たらす。あとはアロマポケットを元の場所にはめこんで、加湿するだけ。かすかにレモンの香りが感じられ、仕事中の気分転換になる。
超音波式の加湿器で気をつけたいのが、メンテナンス。本機の場合は、タンクと中ぶたが簡単に外せる。あとは抗菌剤の入ったカートリッジも容易に外して水洗いできる。超音波振動子が汚れてきたら、柔らかいブラシで軽く落とせば良い。
書類などが山積みになっている場所では難しいが、そうでなければオフィスに気軽に置いて使える。最初は周囲にビックリされるかもしれないが、そのうち何も言われなくなる。乾燥が苦手な人は、本格的な乾燥季に入る前に手に入れておこう。