ぷーこの家電日記

第128回:春の陽気に今年もベランダで水耕栽培

 春爛漫。この季節が一番気持ちが良い。今年は花見に行けないまま桜が散ってしまいそうだけれど、このポカポカ陽気に気持ちも上がってくる。でも花粉症の人はとても辛そうで気の毒。花粉症にワセリンが効くと私の周りではブームなので、辛い人は是非試してほしい。綿棒で鼻の中にワセリンを塗ると、粘膜の保護になって、くしゃみが止まるのだとか......。安くて効果があると言っておりました。

 そんな春の陽気の中、今年もやってまいりました私の水耕栽培ブーム。ぷーこの家電日記では、過去に3回も水耕栽培について書いている(笑)。飽きっぽい私が、緩く長く結構続いているので、これはもう「趣味」と言ってもいいかもしれない!

(水耕栽培に関する過去の記事はこちら第29回第36回第75回)

 水耕栽培器「Green Farm」を持っているので、季節はほとんど関係ないのだけれど、水耕栽培器を使わずにベランダで色んな野菜を水耕栽培するにはやっぱりこの季節からが最高! 冬野菜って根菜が多いので、ベランダで簡単に栽培するのは難しいし、何より寒いので外に出たくない(笑)。葉物や実がなる夏野菜を育て始めるには、この季節にスタートするのが一番いいのだ!

 再掲のような感じだけど、水耕栽培って身の回りのものを使って簡単にできる。ペットボトルは葉物を育てるのに向いてる。大きく育って実がなるタイプのものには、ペットボトルだと途中で倒れてしまうので、100均で買えるバケツとかゴミ箱とかに、ちょうどサイズの合うザルとかカゴとかを組み合わせると完成。

 この簡易の水耕栽培器では水中の酸素が不足しがちなので、エアポンプなどで水に酸素を送ってあげると、なお良い。エアポンプはお魚の水槽用のものが数百円から買える。でも電源が必要だったりするのが面倒臭いので、私はエアポンプも使わずに育てる。その場合はマメに水を替えてあげると良い。

 まめにと言っても、1週間に1度くらい水を替えるだけなので、ズボラでも大丈夫! どんどん成長して、成長し始めると水を吸うスピードがすごいので、水を替える回数も増える。けれど、その頃には「花が咲いた!」とか「実がついた!」とか「もう少しで収穫!」とかって、楽しくて毎日のように観察しちゃうので、水の替え忘れも無い。

 私が近々種まき予定のもの

・コリアンダー:パクチー好きにはたまらない自家製パクチー。発芽率は低めだけれど、芽が出ると結構育てやすい。買うと結構高いパクチーもベランダ菜園ならば気軽に食べられる。そして何より感激するのは収穫したての香りの高さだ。パクチー好きにはオススメ。ペットボトルで育てる。

・大葉:あれば何かと重宝する大葉。これも育てやすい! 食べたい時に食べたい量を収穫して育てる。これもペットボトルでOK。

・オクラ:育ち始めるとぐんぐん大きくなっていっぱい実をつけてくれる。1株で20個くらい収穫できる気がする。2、3本植えると毎日のように収穫できてすごく楽しい! 結構大きくなるのでゴミ箱などを使って育てる。

・ナス:これもいっぱい収穫できて楽しい野菜。こちらも大きくなるので大きめの容器で。

・トマト:すごく育てやすいのに、去年はたくさん植えすぎてジャングルのようになって大変だった。今年は控えめに育てる予定(笑)。

・枝豆:過去に枝豆で失敗。ほとんど実がつかずに4株あったのに居酒屋のお通し程度の収穫しかできなかった(笑)。今年はリベンジだ!

そんな感じで、今年もベランダが賑やかになりそうです。

 ベランダでの水耕栽培とは別に、部屋の中の水耕栽培器では葉物を。我が家ではサンチュを作ることが多い。そしてそのサンチュを収穫して焼肉を食べることが多い(笑)。ベビーリーフも美味しいサラダで、もりもり食べられるので嬉しい。もっと色々育てたいので、もう1個買いたいなぁとずっと思いながら自制してた。

 そんな水耕栽培器だけれど、近々すごいのが発売される。

 スマホアプリで野菜を管理できるという「foop」だ。IoT水耕栽培器! 光とかCO2濃度などは自動で管理されて、水が足りない時や収穫時期はスマホアプリが教えてくれるらしい。「そろそろ食べごろです」とか、スマホが教えてくれるとか、完璧リアル農場ゲーム! 見た目は素敵なインテリアという感じですんごいおしゃれ! これはかなり欲しい。めっちゃ欲しい! 4月中旬頃に受注生産が予約開始とのこと。オープンプライスとなっているけれどいくら位なんだろう。値段次第だけれど飛びついちゃいそう♪

徳王 美智子