ぷーこの家電日記

第75回:水耕栽培で3週間に1度は家で焼肉祭り!

 何事もハマりやすく、飽きっぽい私。一時期をすぎるとパタッと飽きてしまうのだが、この1年半細々とはまっているのは水耕栽培。

 以前書いた「第36回:自家製枝豆で乾杯するぞ! 水耕栽培に夢中」の時の枝豆の結果は、肥料不足からか、4株植えてたのに、結果は居酒屋のお通し程度しか収穫できなかった(笑)。でもでもオクラがすんごい採れた!

 私が水耕栽培にハマった流れはこんな感じ。

・きっかけは、ユーイングの水耕栽培器Green Farm(グリーンファーム)を衝動的に買った
・サボテンでさえ枯らしてしまう程、何一つ育てられなかった自分が、簡単にワサワサと育つレタスに感動
・食べられるってことが、私のツボをさらに押す
・水耕栽培について調べれば調べるほど簡単に色々作れることを知る
・ベランダでバケツなどを使って作ってみる
・夏にオクラが大収穫! 毎日のように収穫
・実のなる野菜に味を占める。

 いやぁ、楽しい。

 私が作るのは野菜だけ。花を育てることには全く興味が出ないので、栽培したいよりもただ食べたいだけな気がしなくもないが……。

 冬が旬の野菜は根野菜が多いので、水耕栽培には向かない。

 なので、冬場はベランダで栽培をすることもなく、水耕栽培器で葉物を作るだけだった。葉物というかサンチュのみ。我が家ではこの水耕栽培器が「サンチュ生成マシーン」となっている。

 3週間程で食べ頃になるサンチュ。3週間に1度わっさわさのてんこ盛りのサンチュが収穫できるので、我が家は3週間に1度焼肉Dayとなるのだ。

 普通の焼肉もいいけれど、豚バラ肉を焼いたサムギョプサルがコストパフォーマンス的にも最強! サムギョプサル用の厚めの豚バラ肉とニンニクを焼いて、味噌やごま油を付けて一緒に採れたてのサンチュに巻いて口に入れると、もう言葉にならない程美味しい!!! 2人で千円程度で最高の感動ディナーになる!

 1度でかなりの量のサンチュが収穫できるので、数株分のサンチュを同僚におすそわけしたりするのだが、葉が柔らかくて美味しく、無農薬で安心なので結構感動される。「水耕栽培器!? 私も欲しいかも!」と、水耕栽培器にも興味を持つので、コンパクトサイズのグリーンファーム キューブを勧めたりする。

 キューブの方、私もちょっと欲しい。見た目も非常におしゃれ。むしろ職場のデスクに観葉植物的に置きたい。

 まぁ、さすがに職場に置くには「ちょっとやりすぎでしょう」とたしなめられるだろうし、実際やるつもりは無いけれど、弁当食べながら収穫して食べるなんて、想像したらちょっとシュールで楽しい(笑)。

 そんな感じで、サンチュと共に越冬した我が家の水耕栽培事情だが、春が来た!

 春だ! 種まきだ! 夏野菜の準備だ!

 去年大豊作だったオクラで、実なる野菜の日々の収穫の楽しみが病みつきになってしまったので、今年は去年以上の収穫を目指して発芽準備。

 オクラの種まきは、あと1、2カ月先なので今回はお預け。今回はイタリアントマト、なす、ピーマン、ラディッシュ、葉物だけれど大好きで採れたて本当に最高のパクチー。なすもトマトも結構育てやすくたくさん収穫できると聞いた。買ったイタリアントマトの品種は支柱もいらないあまり背の高くならないタイプとのことで、ますます簡単そう。ピーマンもなんだか強そうなイメージある。

 夏ころにはたくさん収穫できるかな。

 にしてもどうにかならないものかと思うこと。種を1袋買ったら、かなりの数の種が入っているのだ。数百粒とか。「畑作るつもりか!?」という量が入っていたりする。種を撒いたあとも変わらず数百粒残るのだ。

 「トマトの種いる?」などと、残った種を友人に配りつつ、ベランダ栽培の仲間を増やす活動にいそしんでおります。

 ベランダで野菜栽培、こらからの季節めっちゃ楽しいよ! 収穫する快感をみなさまもぜひ!

徳王 美智子