読者投稿「e-bikeな人々」
スペアバッテリーも購入し、e-bikeでの山岳サイクリングに夢中の日々
2023年8月3日 09:05
今回は石川県在住のトレック「Powerfly 5」オーナーの田村さんの投稿です。
石川県在住の田村です。前回はトレックのe-MTB「Powerfly 5」で納車翌日に憧れの乗鞍へ無謀に挑戦したお話をさせてもらいましたが、結果的に無事に上れて、「e-MTBペダリング」を発見しました。そして、山岳サイクリングを求めて遠征続けて行きます。
美ヶ原高原へ遠征
e-bikeは激坂が楽しい! そして下りも超絶! 上ったら当然下りますが、「Powerfly 5」は29erの大径幅広タイヤとフロントサスペンション、ガッチリしたフレーム、油圧式ディスクブレーキに750mm幅のハンドルバーで下りの安定感も抜群です。年歳も年歳なのであまり無理はしませんが、本当に楽しいです。昔、オートバイで峠を攻めていた記憶が蘇ったりします。自制心が必要です。
「Powerfly 5」での山岳サイクリングに徐々にハマっていき、何度か乗鞍に遠征を繰り返した後、次の遠征先は「美ヶ原高原道路」に。通称「裏ビーナス」と呼ばれています。何度もツーリングで走っており、その大半がかなりの激坂ですが、景色が素晴らしく眼下の松本平野から北アルプス槍穂高連峰、そして乗鞍岳を一望できる大パノラマがお気に入りの道路です。
ここでも「Powerfly 5」はその能力をいかんなく発揮し、ほどよい疲労感とともにたっぷり楽しめました。
素晴らしいルートではありますが、路面荒れがかなり進んでいるのが難点です。下りは危険な個所も多くありますので、走る際にはご注意を。
志賀草津高原へ遠征
次に目指したのは「志賀草津高原」です。ご存じの方も多いと思いますが、国内トップクラスの超絶景山岳ルートです。もう何度ツーリングで訪れたか覚えていないほどです。
「Powerfly 5」の標準バッテリーは500Whです。実は新たに625Whのスペアバッテリーを導入したので、1日で長野側・群馬側の両方向から最高地点の「渋峠」をゴールとする2回アタックに挑戦してみました。午前中は長野側の中野市近くの道の駅「北信州やまのうち」からスタート。こちらは距離が長いので625Whバッテリーを装着。
妙高の山々や白馬三山を望みながら、リゾート感たっぷりな雰囲気の中をひたすら上ります。 そして、問題なく日本国道最高地点である渋峠に到着。バッテリー残量は1メモリを残すのみでした。多分私の乗り方ですと、500Whバッテリーだと持たなかったと思いますので計算どおり(!?)でした。
スタート地点の道の駅までダウンヒルを楽しんだら、午後はクルマで反対側の「草津温泉スキー場」駐車場まで移動。 バッテリーを交換して再び渋峠にアタックです。 こちらは距離が短いので500Whバッテリーで楽勝でした。
この草津から渋峠に登るルートは本当に素晴らしいんです! なんだかヨーロッパアルプスを走ってるような感覚に陥ります。そして、一通り楽しんだ後は、草津温泉で疲れを癒して帰路に就いた充実の1日でした。 この充実感はオートバイでのツーリングでは得られない種類のものと実感しました。
ちなみに、625Whのスペアバッテリーは今後のことも考えて思い切って購入しました。というのも、例えば乗鞍に遠征した際にバッテリー1本で畳平までは上れましたが、1回の走行ではなんだか物足りなさを感じてたのです。バッテリーを2本体制にすることで午前中は岐阜側スカイライン、午後は長野側エコーラインといった感じでようやく充実感を得られるようになったのです。購入時は約10万円とかなり高額でしたが、後悔どころか購入して良かったと感じています。
そして、白馬村周辺やビーナスライン、ちょっと足を延ばして富士スバルライン、また乗鞍へ……。書き出すとキリがないので端折りますが、絶景を求めて遠征しまくる日々を送っています。車種選びを始めた頃を振り返ると、ここまでe-bikeにハマるとは思いませんでした。
といったように絶景を求めて、山岳サイクリングを楽しんでおります。
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