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パナソニック、紫外線による光老化の対策が学べる「夏ケア」セミナーを開催
(2016/4/11 12:29)
パナソニックは、紫外線が気になる季節を前に「夏ケア」セミナーを開催。「光を制するものが夏を制する」をテーマに、用賀ヒルサイドクリニック院長の美容皮膚科医・鈴木 稚子氏が、ここ数年、テレビや雑誌でも話題になっている「光老化」について語った。
紫外線に当たらなければ老化は80%遅らせられる
鈴木氏によると、シミやシワ、たるみなど肌老化は加齢によるものと思われがちだが、実は原因の80%は紫外線を浴び続けたことによる「光老化」だという。残りの20%が自然老化であることから、紫外線に当たらなければ、老化は抑えられるというのだ。
そこでまずは、光老化がどれだけ進んでいるかどうかを判断する「光老化診断チェック」を実施した。「仕事柄、外出が多い」「目の周りのちりめんジワがはっきりしてきた」など設問が10問あり、チェックが多いほど光老化を起こしやすいという。
意外だったのが「日焼けをしても肌が黒くなりにくい」という色白の人は、「メラニンの量が少ないため、光老化を起こしやすい」ということ。メラニンの量は少ないほうがいいと思っていたが、実はメラニンは「紫外線吸収剤」と呼ばれ、多ければ多いほど光老化が起こりにくいらしい。
これらの光老化を防ぐためにもっとも大切なことは、紫外線対策をしっかり行なうこと。特に5月~7月の午前10時~午後2時が最も紫外線が多いため、そろそろ対策を考えなければいけない時期だ。また家の中にいても窓から紫外線を浴びることもあるため、「UVケアをメイクとして考えるのではなく、スキンケアの仕上げとして考え、毎日行なうべき」と鈴木氏は話す。
ただし日焼け止めは、あくまで日焼けの炎症を遅らせるもの。浴びてしまった紫外線対策には、美白化粧品を使った早めのスキンケアが有効だという。また内側からのケアとして、抗酸化作用が期待できる栄養素、ビタミンCを日常的に取り入れることも大切だそうで、ビタミンCは主に柑橘系果実や赤ピーマン、ブロッコリー、カリフラワーに多く含まれているとのこと。
鈴木氏によると、アンチエイジングのための美容法はさまざまあるが、一番有効なのは、やはり老化を予防することだという。「シワやシミができてから治そうとするより、予防したほうがはるかにラク。毎日の肌ケアの積み重ねが、アンチエイジングの近道です」という。
ビタミンCを角質層まで届ける「イオンエフェクター」
また5月1日に発売を予定している、パナソニックの美容家電を使った、紫外線対策に効果的なスキンケア方法も紹介された。
導入美容器「イオンエフェクター」は、電気がプラスからマイナスに流れるときに発生する水の流れ(電気浸透流)を利用して、化粧品の保湿成分を角質層まで浸透させる美容家電。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は26,000円前後(税抜)。
新製品は、上位機の「EH-ST63」に、ビタミンCを角質層まで届ける「ブライトニングモード」を追加。ビタミンCが含まれている美白化粧水を使用した際に、成分をより肌の奥まで届ける機能だという。ビタミンCがマイナスの電気を帯びていることから、ヘッドもマイナスにすることで反発させ、肌の奥までビタミンCを届けるという仕組みになっている。
約5秒でもっちり泡を自動生成する洗顔美容器「濃密泡エステ EH-SC63」には、小鼻周りに使いやすい短い極細毛のブラシを採用した「皮脂ケアブラシ」を新たに追加。夏は汗をかくことにより皮脂の分泌量が多くなり、小鼻などの毛穴が黒ずみやすくなるため、通常の洗顔後に週2回ほど使用することを推奨している。
価格はオープンプライスで、店頭予想価格は21,000円前後(税抜)。
夏のスキンケアは、「濃密泡エステ」でやさしく汚れを落としてキメ感のある肌に整えたあと、「イオンエフェクター」で美白化粧水などを浸透させるのがオススメだという。
イオンエフェクターを使う手順は、「スキンクリア」モードで洗顔で取りきれなかった汚れをふきとり、「ブライトニング」モードで美白化粧水のビタミンCを角質層まで浸透。その後もう一度「ブライトニング」モードで、乳液や美容液のビタミンCを浸透させると効率的にケアできるという。
そのほか5月1日に発売されるのは、ボディシェーバー「フェリエ ボディ用 ES-WR50」、光照射でムダ毛が目立たなくなる光エステ「ES-WH93/83」。いずれも、夏を前に気になるムダ毛のケアができる製品としている。
価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に4,000円前後、50,000円前後、43,000円前後(税抜)。