ニュース

クラウドファンディング家電〜9mm銃弾をモチーフにした超小型LEDフラッシュライトが人気!

 「クラウドファンディング」とは、製品開発などのプロジェクトを達成させるための資金を“多くの人たち(Crowd)”から集めて“資金調達(Funding)”するという意味。そんなクラウドファンディングで資金調達中の家電開発プロジェクトを紹介する。

 使うシーンが多いわけではないけれど、持っていると意外に活躍するのが小型フラッシュライト。今回はクラウドファンディング中の、銃弾形の超小型LEDフラッシュライト「Bullet」を紹介する。

LEDフラッシュライト「Bullet」
明るさは15lm

 「Bullet」は、日が暮れてから携帯電話を車の下に落として、ライトを持っていなかったために見つけ出すのに骨が折れたという、開発者自身の“困った”体験からスタートしたプロジェクト。この時に、ライトを持っていればすぐに見つけられたのに……、でも大きなライトは必要ないから、超小型のライトを作ろう! ということで構想されたのだとか。

 LEDフラッシュライトだけに使い方は簡単。本体の前部を持って、ひねれば点灯するというシンプルさだ。ポイントは、「世界最小」と謳う、その本体の小ささ。10.5×30mm(直径×長さ)で、重さはたった6g。電源には3つのLR41(ボタン電池)を使用し、明るさは15lm。

 外殻はアルマイト製で、ステンレスのリングが付いている。5mmのLEDを内蔵し、その寿命は約10万時間。

世界最小のフラッシュライトと謳われる小ささ
キーホルダーなどに取り付ければ、いざという時に便利
デザインや大きさは、9mm弾にインスパイアされたという
実際には9mm弾よりも少し大きい

 また、1つ8ドル、3つで17ドルなどという、購入しやすい価格も魅力。既に目標価格を大きく上回る19万9,000ドル(約2,350万円)の資金を集め、5月には出荷される予定だ。なお、日本から1つ購入する際は、送料7ドル(3つの場合は8ドル)が必要になる。

河原塚 英信