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パナソニック、バッテリー容量が10%増えた幼児同乗用電動アシスト自転車

 パナソニック サイクルテックは、幼児が同乗できる電動アシスト自転車「ギュット」シリーズ2機種を3月1日に発売する。車輪サイズが20インチの「ギュット・ミニ・DX BE-ENMD035」と、前輪が22インチ/後輪が26インチの「ギュット・DX」で、希望小売価格は各147,000円。

ギュット・ミニ・DX マットピンクベリー
ギュット・DX ビターブラウン

 両機種共通の改良点として、リチウムイオンバッテリーの容量を従来モデルの約10%増の13.2Ahに強化した。パナソニックによると、ギュットシリーズは、短い距離を毎日往復するような用途で使うユーザーが多いが、走行可能距離を伸ばすことで、バッテリーの充電間隔が長くなり、充電の手間が軽くなるメリットがあるとしている。パワーモード時の走行距離は、ギュット・ミニ・DXが約39km、ギュット・DXが約45kmとなっている。バッテリーの充電時間は約4.5時間。

 本体色は、ピュアマットブラック、マットピスタチオ、マットピンクベリー、ビターブラウン、グリッターゴールドの5色用意される。ラグジュアリー感のあるゴールドや、つや消しのカラーを用意することで男性にも乗りやすいデザインとしている。

 さらに、チャイルドシート用のシートカバーはリバーシブルデザインで、ゼブラ柄などの目を引く新柄が追加された。

 液晶表示装置は「エコナビ液晶スイッチ2」となり、走行状態から算出した消費カロリーの表示機能を新たに装備した。表示された数値のリセット操作も簡単で、走行のたびに距離を計測できるので、ダイエットのモチベーション維持に使えるという。

チャイルドシートに装着したゼブラ柄のシートカバー
液晶表示装置は消費カロリー表示機能が加わった

 ギュット・ミニ・DXの本体サイズは、1,840×570mm(全長×全幅)、重量は33.3kg。ギュット・DXは1,850×570mm(同)、33.3kg。

 同じく、子供を乗せるための電動アシスト自転車「ギュット」シリーズ3機種も同時発売される。

 「ギュット・ミニ BE-ENM035」は子供の乗り降りがしやすい20インチモデルで、希望小売価格は132,000円。

 「ギュット BE-ENM635」は前輪が22インチ/後輪が26インチのモデルで、132,000円。

 「ギュット BE-ENMP635」は前後輪とも26インチのモデルで121,000円。なお、このモデルは当初はチャイルドシートがなく、必要になったときにカゴの代わりに後付できるようになっている。

 リチウムイオンバッテリーの容量は8.9Ahと、DXシリーズよりも少ない。パワーモード時の走行距離は、順に約26km、約29km、約30km。本体色は各機種に4色用意されるが、機種ごとに用意される色が異なる。

ギュット・ミニ
ギュット
ギュット・プラス

伊達 浩二