グラモ、iRemocon用Androidアプリ強化で家電を音声制御
~10月上旬にリリース
グラモは、スマートフォンで自宅の家電をコントロールするリモコン端末「iRemocon(アイリモコン)」に対応するAndroid版アプリケーションをバージョンアップし、音声による家電の制御を行なえるようにすると発表した。
新しいアプリケーションは、10月上旬にGoogle Play上で無償公開される。
iRemocon本体 | 音声認識利用時のイメージ画面 |
従来のiRemoconは、スマートフォンの画面上のボタンをタッチすることで、家電をコントロールできた。今回のバージョンでは、これに加えて音声による操作指令が可能となった。ユーザーが発した音声による指示は、Androidスマホから無線LANでiRemoconに伝えられ、赤外線リモコン機能を利用して、家電を操作できる。操作する家電は赤外線リモコンに対応している必要がある。
音声入力で家電を操作する仕組み |
音声指令は、複数の家電を自動制御するマクロ機能と組み合わせることで、「行ってきます」という1つの音声で、照明やエアコン、TVなどの電源を一斉にオフにすることも可能としている。
なお、iOSアプリでの同様の機能については開発中としている。さらに、住宅環境に組み込み可能なスタンドアロン型の音声認識サーバーについても商品化を予定している。
(伊達 浩二)
2012年9月11日 16:39
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