パナソニック、省エネ性能が向上したLEDシーリングライト

~14畳用と6畳用をラインナップに追加
14畳向けの「HH-LC831A」

 パナソニックは、省エネ性能を向上したLEDシーリングライト「HH-LC831A」など全16機種を、9月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は25,000円前後から52,000円前後。

 光源にLEDを搭載した丸型のシーリングライト。同社が2011年9月に発売した「HH-LC730A」シリーズの後継機種で、省エネ性能を向上した点が特徴。12畳用の「HH-LC731A」の場合、定格消費電力は従来モデルの74Wから59Wとなり、約20%削減された。また、従来モデルではなかった14畳向けモデルも追加されている。

 それ以外の機能は従来モデルと同じ。調光・調色機能を搭載し、リモコンのボタンひとつで、明かりを昼光色/昼白色/電球色/普段の明かり(ユーザーが選択した明かり)に変えることができる。また、部屋の明るさに合わせて自動調光・自動消灯する「エコナビ」機能も搭載する。

 ただし、最上位モデル「HH-LC610A/710A」で搭載されている、本体直下に光を照らす「スポット光」、およびテレビの背面を照らす間接光の「シアターのあかり」機能は省かれている。

ダークブラウンの枠が付いた「HH-LC832A」

 ラインナップは、エコナビ付きモデルとしては、14畳向けの「HH-LC831A/HH-LC832A」、12畳向けの「HH-LC731A/HH-LC732A」、10畳向けの「HH-LC631A/HH-LC632A」、8畳向けの「HH-LC531A/HH-LC532A」の8機種が用意される。カバー枠は透明だが、HHH-LC832A/732A/632A/532Aではダークブラウンの枠が付いたデザインとなる。カバーはいずれも乳白色のアクリルカバーを採用しており、表面は汚れが落ちやすい「キレイコート」仕様となっている。

 エコナビを省いたモデルとしては、14畳向けの「HH-LC862A/HH-LC872A」、12畳向けの「HH-LC862A/HH-LC872A」、10畳向けの「HH-LC862A/HH-LC872A」、8畳向けの「HH-LC862A/HH-LC872A」の8機種が用意される。HHH-LC872A/772A/672A/572Aには透明のカバー枠が付いているが、HHH-LC862A/762A/662A/562Aではカバー枠が省かれている。

 HH-LC831Aの本体サイズは670×103mm(直径×高さ)で、重量は3.8kg。全光束は5,600lmで、消費電力は66W。固有エネルギー消費効率は84.8lm。光源寿命は約40,000時間。平均演色評価数はRa85。

エコナビ機能を省いた「HH-LC872A」「HH-LC862A」では透明のカバー枠が省かれている

 このほか、6畳向けのLEDシーリングライト「HH-LC463A/HH-LC463N」も同時に発売する。HH-LC463Aは調光・調色機能付きだが、HH-LC463Nは昼白色単色で調光のみとなる。いずれもエコナビは搭載されていない。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は18,000円~20,000円前後。

6畳向けの「HH-LC463A」は調光・調色機能がついている光色が昼白色単色の「HH-LC463N」





(正藤 慶一)

2012年8月2日 14:14