ソフトバンク、群馬県と徳島県にもメガソーラー発電所を建設

 ソフトバンクグループの自然エネルギー事業を担うSBエナジーは、群馬県と徳島県にメガソーラー発電所を建設すると発表した。

 群馬県では、北群馬郡榛東村の同村所有地に建設する。出力は約2.4MW(約2,400kW)で、敷地面積は最大49,300平方m。年間発電電力量は、一般家庭の約640世帯分に相当する約268万kWh。

 同発電所のEPC(設計・調達・建設を行なう事業者)はシャープで、土木関連施工は群馬県の佐藤建設が担当する。施工開始は4月中、運転開始は再生可能エネルギーの全量買取制度が開始される7月1日を目指している。

 徳島県では、徳島空港の臨空用地と、徳島小松島港の赤石地区の2カ所に建設される。前者は出力が約2.8MW(約2,800kW)で、敷地面積は33,209平方m。後者の出力も約2.8MWで、敷地面積は35,000平方m。EPCは未定。7月1日以降の早期の運転開始を目指している。

 SBエナジーでは、京都府京都市伏見区にメガソーラー発電所を建設することを発表している。同社は全国に合計200MW以上の規模の太陽光発電所建設を目指している。






(正藤 慶一)

2012年3月6日 00:00