タニタ、季節性インフルエンザ予防温湿度計3機種

~感染予防目安を3段階で表示
左から、デジタル表示の「TT-549」、アナログで据え置きもできる「TT-547」、壁掛け専用の「TT-548」

 タニタは、季節性インフルエンザ(以下、インフルエンザ)の感染予防目安を表示する温湿度計3機種を発売する。

 インフルエンザの発症には、温度や湿度が関係するとされている。庄司内科小児科医院の庄司眞院長の研究によれば、1立方メートル中の空気に含まれる水蒸気量を示す「絶対湿度」が、インフルエンザの発症開始時期を大きく左右するという。

 今回発表された3製品は、いずれも温度と湿度から算出した絶対湿度を基にして、インフルエンザの予防目安を表示する。表示される目安は、「ほぼ安全」、「注意」、「警戒」の3段階。この目安を基に、温度と湿度の管理を行なう事で、インフルエンザの予防が行なえるという。

 電波時計でもあり、デジタル表示の「TT-549」は10月20日発売で、価格は3,675円。インフルエンザの感染予防目安はLEDで表示し、「警戒」時はアラームを鳴らす。また、カビが発生しやすい状況であることを示す「カビ注意」の表示機能も備える。

 アナログ表示で、据え置きと壁掛け兼用の「TT-547」も10月20日発売、価格は2,100円。感染予防目安は温度計と湿度計の針の交点で表示する。

 同じくアナログ表示で、壁掛け専用の「TT-548」は年内の発売予定、価格は2,625円。表示方式はTT-547に準じる。






(伊達 浩二)

2011年10月4日 16:09