東芝ライテック、直管形LED照明器具68機種を発表

~防湿/防雨型やクリーンルーム対応など特殊用途も

 東芝ライテック株式会社は、直管形LEDベースライトを使用した照明器具68機種を7月から順次発売する。希望小売価格は24,150円から。

 日本電球工業会規格(JEL 801)で制定された、直管形LED専用のL字型口金を採用した照明器具で、LED専用口金による安全性の高さを特徴とする。既存の77機種と合わせて、合計145機種の幅広いラインナップとなる。一般的なオフィス用器具に加え、プルスイッチ付や、防湿/防雨型、クリーンルームや食品衛生基準のHACCP(ハサップ)対応など特殊用途の器具も用意される。

プルスイッチ付逆富士器具「LEDT-42307P-LDJ」。LDL40×2灯。53,025円。8月発売予定クリーンルーム・HACCP兼用器具「LEDR-42433-LDJ」。LDL40×2灯。118,650円。9月発売予定

 直管形LEDの特徴として、割れにくいポリカーボネート樹脂製の材質と、粒々感を感じにくいライン上の均一な発光が挙げられている。また、器具は初期照度補正機能を備えており、使い始めの時期の無駄な明るさを抑える。一部の機器では、調光機能も備える。

 直管形LEDは、ランプ寿命が約40,000時間と長く、従来の蛍光灯と比較して3~4倍の寿命があり、交換作業などの経費が削減できる。また、2灯型器具で比較すると、消費電力は蛍光灯の85Wに対し、48Wと低く、約44%削減できるとしている。

蛍光灯器具との比較。消費電力やCO2を大幅に削減できるとしている





(伊達 浩二)

2011年5月25日 14:29