食器洗い乾燥機の所有者の97%が必需品と回答

――東京電力調査

 東京電力は、20代から60代の既婚男女2,060名に対し「食周りや家事に関する意識調査」を行なった。この結果、最も時間を短縮したいと思っている食周りの家事は「食器洗い」で、食器洗い乾燥機を持っている人の約97%が食器洗い乾燥機を必需品だと考えていることが明らかになった。

 調査によると、食周りの家事で最も負担に感じる家事では「食事の献立作り」(46%)に次いで、「食器洗い」(45%)となった。また「時間を短縮したい家事」「夫に手伝ってもらいたい家事」では両項とも食器洗いが1位となっている。

最も負担に感じる家事は1位が「食事の献立作り」(46%)、僅差で「食器洗い」(45%)となった
「今は手伝ってもらっていないが、今後夫に手伝ってもらいたい家事は」の質問では、食器洗いが1位となった

 今回のアンケートでは、食器洗い乾燥機の所有率は全体の31%で、そのうち21%が日常的に使っていると答えている。

食器洗い乾燥機の所有者は全体の21%。非所有者の約5割が購入を希望していると答えている

 また非所有者の49%が食器洗い乾燥機を購入したいと考えているという。ただし、非所有者の食器洗い乾燥機に対するイメージは「本体価格が高い」というマイナスなイメージが最も高く、「時間的にゆとりができる」が第2位、「場所をとりそう」が第3位という結果になっている。

 一方、所有者に対する使用感のアンケートでは、「時間的にゆとりができた」「精神的なゆとりができた」が上位を占め、3番目に「メリットを考えると本体価格は高くない」が続いている。また所有者の97%が、食器洗い乾燥機を必需品だと答えている。

食器洗い乾燥機に対するイメージは、所有者と非所有者の間で大きな差があった

 東京電力は、今回の調査について、「食器洗いは、食周りの他の家事に比べて負担感が強く、最も時間短縮が望まれているが、食器洗い乾燥機の導入により、その時間削減は可能」とし、所有者にとって食器洗い乾燥機が必需品となっていると指摘している。




(阿部 夏子)

2010年4月15日 17:26