三菱重工、16通りのエリア空調ができるエアコン
ビーバーエアコン(写真はRLシリーズ) |
最上位モデルのSLシリーズは、人の居場所に合わせて16通りのエリア空調ができる点が特徴。少人数の場合は人が居るエリアだけを、大人数の際は部屋全体を空調するなど、効率的に運用できるという。
また、少ない電力で大風量を送り、遠くまで均一な風を届ける「ジェット運転」も搭載。冷房時は15m先まで気流が届くという。同社では「飛行機やロケットを手掛ける当社ならではの技術」としている。
このほか、ウイルスや花粉を抑制・除菌するバイオクリア運転、ペットやタバコのニオイを取る再生脱臭フィルター、換気運転機能も備える。
ラインナップは、6/8/10/12/14/16/20畳向けの7機種(適用畳数はいずれも冷房時)。昨年モデルから20畳向けが追加された。
エリア空調は16通り。人の居場所に合わせて空調し、電力のムダが省けるという | 少ない電力で風を遠くまで届ける「ジェット運転」も搭載 |
フィルターでアレル物質やウイルスの活動を抑制する「バイオクリア運転」も搭載。脱臭フィルターは使い続けても脱臭能力が再生する |
このほか、エリア空調が6通りのRLシリーズ、廉価モデルのTLシリーズも、2月より順次発売する。RLシリーズでは12畳向け、TLシリーズでは12/18畳向けが新たに追加されている。10畳向けの店頭予想価格は、RLシリーズ「SRK28RL」が10万8千円~11万8千円前後、TLシリーズ「SRK28TL」が9万9,800円~10万8千円前後。
なお、全モデルで2010年省エネ基準をクリアしている。
(正藤 慶一)
2010年1月28日 15:23
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