パイオニア、手書きシートで短縮ダイヤルがわかるコードレス電話機


TF-EV350D-W
 パイオニアは、短縮ダイヤルの通話先を手書きシートで確認できるコードレス留守番電話機「TF-EV350D」を、1月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、子機1台付きの「TF-EV350D-W」が11,000円前後、子機2台の「TF-EV353D-W」が18,000円前後、子機3台の「TF-EV354D-W」が25,000円前後。

 親機と子機がセットになったデジタル通話の留守番電話機で「手書きお名前シート」を付属した点が特徴。全20件の短縮ダイヤルに登録した相手先をあらかじめ手書きで記載しておくことで、ダイヤル時に簡単に確認できるというもの。シートは、ダイヤル1つで掛けられる「ワンタッチダイヤル用」と、ダイヤルが2ケタの「短縮ダイヤル用」という2枚が用意され、前者は親機のワンタッチダイヤル付近にセット、後者は本体後方に立て掛けて使用する。

 また、番号が確認しやすいよう、親機の表示部には3.4インチのバックライト付き液晶を採用し、ダイヤルボタンも大きくしている。さらに、非通知や特定の電話番号からの着信を自動できる迷惑電話ガード機能、通話内容を録音する機能を、親機/子機ともに採用している。なお、子機には100件のカタカナ電話帳を採用している。

 親機のサイズは188×206×73mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約660g。消費電力は動作時が約4.1W、待機時が2.4W。子機のサイズは45×35×166mm(同)で、重量は約140g。電源はニッケル水素電池。待ち受け時間は約180時間で、連続通話時間は約6時間。充電時の消費電力は約1.8W。




(正藤 慶一)

2010年1月12日 17:02